ただより高いものはない
この慣用句の意味は、「一時的には、無料・無償であったり、非常に安価であったりするものは、後になって相応又はそれ以上の対価を支払うことになるものである、
世の中は、都合良くできているものではないという戒め。」といったものらしい。
小さなころに、親からたびたび聞いたことがある。私は、ひとだかりやおじいちゃんやおばあちゃんたちの集まりを見るたびに少年のころの親のこの言葉を思い出す。
さて塾のチラシなどにも入塾金無料という項目を見ることがある。あるいは、春期講習が○○円で受けられます(但し、模試代や教材代は別途必要です)と言ったものである。いうまでもなく、受講時間が少なかったりといった面は記載がない。後者の場合には、受講時間等を考慮して格安であるのかを判断すべきであろう。また、前者の場合にも、お得意の小さな小さな文字で他の費用が書かれていないのか見る必要がある。
しかし、本当に学力を伸ばしたいお子さん、そして保護者様に伝えたいことは、そのような小細工を見抜けということではない。いうまでもなく、そのような企業はねりに練った計画で進んでいて、それはまったく教育という理念とは無関係だからだ。おもしろいことに地域的に作戦を変えているところもあるようだ。無料という言葉に、ひかれるエリアと何それ?というエリアでは違うのだろう。後にも書くが、学力アップを最重視する方が多いエリアの場合には、前者の手法が的はずれになるからである。そこのところは調査を重ねているのだろう。
チラシの話を書いたが、大事なことは、むしろそこにあるのではなく、本当に伸びるような流れをつくるべきお子さんの時間が失われる点にある。どの学年でもいいのだが、中2がこの2か月で学力を伸ばすには、今始めないといけない。春期講習のほんの数回で見違えるように変わるほど、そんなに都合のいいことなどない(もっとも当塾の講習はそれなりの時間をとっているが)。合格率を極めている当塾だからこそ、このことが言える。
当塾においては、
入塾されるお子様については、現在まるまる1か月分の月謝を無料にしている。
これは、前記の「ただより高いものはない」を具現しているものではない。本気のお子さんには、今すぐにでも始めてほしいからスタートの費用を軽減しているのである。また本当に新学年のスタートから学力を上げたいのなら、今から始めるべきである。したがって、この特典は不要という方には、当然ながらお支払いいただいている。そういう方もおられる。
当塾はあまりチラシはださないが、子供の親のひとりとして言えることは、子供の時間も限られているということ、この時間はとても貴重であるということを親は踏まえて動くべきだということであろう。少なくとも、本当に子供の未来を考えればそうすべきではないだろうか。このブログを見ていただいている方には、なぜ一定期間の通塾後に「伸びなかった」と無料幻想から目が覚めて当塾に転塾してこられる方が後を絶たないのか考えていただければと思うのである。
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