熊本市の学習塾である明成塾塾長のブログです。明成塾は熊本市の西部横手の小さな専門塾です。
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令和4年3月3日より「明成塾塾長の日記」に書いています。よろしくお願いいたします。
2011/12/9
しっかり受験に向けて勉強している中3生
おそらく無我夢中でがんばっている人もいるだろう。
そのなかの一定数は合格し、また一定数は残念な結果となる。その生徒さんが、本気で勉強していれば、それだけ可哀想ともいえる。
◎このブログでも繰り返しているが、最近数件の相談が少し離れたところの方からあったので、受験で志望校に合格するのに大切なことを書いておきます。
何と言っても、時間の有効活用です。これは寝る時間を削れ!とかいった話ではありません。時間を有効活用するとは次のように冷静な視点で学力を上げ、合格力をつけることです。
1)自分の志望校の合格点のボーダーよりも10点ほど上をとる計画を教科ごとに立てる。その際、現在の得点力も書いてみる。
A高校が、170点がボーダーなら、最低180点以上とるということ。
予定得点)国語32 数学36 英語36 理科39 社会39 計182
現時得点力)国語26 数学32 英語32 理科31 社会31 計152
この生徒がA高校に合格できる可能性は現在かなり低い。もし仮に塾などに今通っていて、伸びて現時得点力というのなら、まず、そのままでは合格できない。予定得点をとるには、継続して同じ塾に通っても意味がない。
2)教科ごとに苦手な分野(あるいは苦手な問題)を区別していきます。
苦手分野の識別は入試対策のまとめなどのテキストで行う。
分野ごとヤバイ場合には、そのページにマークをつける。
問題によってヤバイ時には、その問題にマークをつける。
3)識別した分野や問題がわからない場合には、解説を参考にするか、瞬時に答えられる人に聞く(塾に行っている場合には、これができないのなら、行く意味がない)。
4)実際の入試問題を、3の作業と並行して解いていく。現在まだ習っていない部分もあるかもしれないが、そのような問題にはマークをつけておく。
因みに、合格までの行程は実は、極めて単純なものだが、それが実践できるかどうかは、受験者本人のみの問題ではない。本人が客観的な学習ができない場合には、このような見極めのできる者がまわりにいるかどうかであろう。
なお、どたん場で大きな塾から転塾してこられる場合があるが、
できれば、即決して来てください。
ともかく合格する勉強の時間が必要だからです。

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