入塾後に成績を伸ばす生徒の特長は、素直であるということではないだろうか。
私の言う素直とは、人の言うことを聞くということであり、自己の現状をありのままに見ることができるということだ。
このことは、子どもに限ったことではない。大人であったも、学ぶ場合には変わらない。
これはちょっと前に話になるが、ピアノが得意な三和中のSさんに、「どうすればそんなになれるのか」と教えを乞うたことがあった。そもそも、質問する段階でだいたい答えは、わかっていた。長い間練習してきた成果だとわかっていたからだ。しかし、私の要求したのは、そんな長期間を要するといった返答ではない。つまり、まったくのド素人である者が、最短でどうにかしたい場合は、どうすべきかという問いだった。私にとってSさんは、子どもであろうが、その時点では先生なのだ。Sさんは、そんな方法はありませんよと笑って言った。
私の言わんとすることは、できる者の話は素直に聞く能力が必要だということだ。そして、自分ができない状態を明らかにした方がいい。なにかできるように見せかける必要もないし、そんなことは無意味だ。自己の現状を知り、そして学力アップに向けて戦うことが必要なだけだ。
ところが、どういうわけか子どもの世界も見栄や嘘で満ちている。ろくに勉強もせずに、成績が悪い子が、その成績よりも高い高校を志望したりする。また、試験時に体調が悪かったからといった理由を言う。また、日ごろの中学の試験の順位の下降も他のことをしていたからといったことを言う。塾生にはいないが、ことはとても単純で、素直に自分の現状を受けとめて、一歩ずつ前進すればいいだけだ。子どもの世界には、もっと純粋な精神が満ちていてほしい。それでないと、ほとんどただ物理的に年齢が低いだけになってしまう。
−−−−−−−−−−−−−−−
明成塾応援団長様
コメントいただきありがとうございます。今、期末試験に向けた勉強をしていますが、試験のない、いわば平時には、発展的な問題を解いたり、これまでの復習をしたりすることも必要であり、そういった指導もしていきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−
明成塾とは
明成塾は、ひとりひとりのお子さんの立場にたつプロの指導をしています。お子さんを伸ばすためには、保護者の方にもご協力をお願いすることもあります。ここでできるようにならなければ、他ではなかなか難しいと考えています。
小中学生とも、将来、熊本、済々黌、第一、高専などにいける学力を身につけたいお子さんに出会えればと考えています。
−−−−−−−−−−−−−−−−
お問合せ・ご相談先
地域唯一の熊高 済々黌 第一 第二 高専合格指導専門
プロによる少人数指導
小学低学年から指導
明成塾 096−355−3089

2