「「入塾基準」はなぜあるか・・・というご質問への回答」
塾をお探しの皆様へ
明成塾では、入塾基準を設けている。これに対してのご質問があったのでこの場にも回答しておく。
入塾基準を設けている理由は、塾によりことなるだろうが、私どもの場合には明確だ。熊高、済々黌、第一、第二、高専といった高校を志望するには有る程度の力が必要ということがまず一点。次に真剣に切磋琢磨してがんばろうとする生徒に対して、こちらも真剣に望むわけであるが、不真面目で授業時にも中途半端、欠席も多いといった生徒がいれば、結局は、その子が勉強しないにもかかわらず、相当な労力をもってその生徒を指導しなければならなくなる。そうなると真剣に学ぶ者は結局は割りに合わなくなってしまう。これは(他の塾はともかく)当塾の望むところではない。これが第二点。そして、元来学業への真摯な姿勢は家庭で育てるものである。塾は、子供のしつけの場ではないからである。以上の諸点から入塾資格を設けている。これはひとえに、ほんとうに勉強して、がんばって成績をあげたいという生徒のためのものである。
従って、当塾の入塾基準に若干達しない場合であっても、やる気のある生徒さんは歓迎する。現に、そのようなお子さんがどんどん成績を伸ばされる場合も多々ある。
昨今では、塾にもいろいろあって、生徒が隠れてメールしていてもなにもいわれないところだとか、いい先生と慕われているが、話を聞けばまるで生徒とのおしゃべり仲間化した講師のいる塾などもあるやに聞く。私どもの塾は、その手の遊び場的塾とは対極にあるということも入塾基準の理由である。

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