最近、いくつか相談を受けた。
一つは、いくつかの塾を調べているとのことだった。
そのような方が塾に求めることは、いったい何なのだろうかと思うこともある。
@ 当塾の場合、入塾した生徒すべてが成績を伸ばしている。
*伸びもだいたいブログやチラシに掲載している。
A また、志望高校への合格率も示している。
送迎などの物理的問題や費用といった経済的な問題を抜きにさせて頂けば、この二点以外の塾選択の基準とはいったい何なんだろうか。そもそも、@やAに関して事実を伝えている塾のチラシなどをあまり見たことがない。「80人合格しました。しかし、73人は不合格でした。」でもいいじゃないかと私は思う。
さて、相談の際に言われたことは、済々黌が志望校なのだが、どうにかなるかというようなことだった。
他の塾に長く通われていたが、答えはいつものごとく単純。
「そこをやめて来てください。」
そうしたら、なかなかそうもいかないようだ。
私は、合格できない塾に、特に勉強するタイプのお子さんが通い続ける理由が全く理解できない。おそらく、そういった曖昧さを尊重するような家庭ないし社会環境に私が身を置いたことがないからだと思う。しかし、一方では、とてもとてもくだらないようにも思うのである。
私は、お子さんの成績上昇について合理的に考えている。つまり、ある時期に始めないと無理な場合には、もはや無理だと伝える。「大丈夫ですよ、頑張れば。」と言った嘘をつくような社会性は備えていない。しかし、どうにかなると判断した場合には、その方針を的確に伝える。
ここで必要なことは、まさに行動である。
いつから始めようかではダメですぐにしなければならない。これは、テレビでなじみの予備校の先生の言葉を引用するまでもない。
塾生の学力アップを妨げるものがあるとすれば、この「すぐに行動ができない」か「しなくてもいい」ような生き方がすでに定着しているからである。うちの子は、なかなか勉強しないとか、うちの子はやり始めるのがおそいとか、いろいろ言われるけれど、人は必要に応じて動くようになっている。つまり、そのような傾向を生み出しているのは何か考えて、それ自体を変えれば学力は伸びていく。
そうできないのは、実は多くの場合、子供ではない。それは親の方であることが多い。つまり、子供の学力を伸ばすような優先順位になっていないことがしばしばだ。
子供のころは、伸び伸びとさせないとと言って、小学時代遊ばせてばかりいる親がいる。そのつけは、必ず親に回ってくるわけである。言うまでもなく、勉強をしっかりやる子供は、伸び伸びと生きていないわけではない。むしろ、勉強が苦手となる小学生の方が、無用の習い事に埋め尽くされて息苦しい毎日を送っている方が多いように思う。
小学生の時期にやるべきことは、勉強と遊びであって、この遊びにはスポーツなどの習い事も含んでいると考えている。これは、成績上位をとる生徒を多数教えてきて思うことである。
そして、お子様を伸ばしていく合理性の中にこそ、お子様に対する情があると考えている。
小学でしっかりと勉強しない者(ご家庭)は、その後に上位の成績をとることは、まずない。その意味では、学力は小学で決まる。
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明成塾とは
明成塾は、ひとりひとりのお子さんの立場にたつプロの指導をしています。
お子さんを伸ばすためには、保護者の方にもご協力をお願いすることもあります。
「何を言っているんだ!」と思われるかも知れませんが、
いわゆる進学塾などから転塾してきた生徒のそれまでの成績の推移から判断すれば、ここよりも成績が伸びる塾はないと感じています。
小中学生とも、将来、熊本、済々黌、第一、高専などにいける学力を身につけたいお子さんに出会えればと考えています。新中1(小6)は、小学の復習を徹底しましょう。
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