一定の学力の子どもの割合が、時に応じて変わらないことを不思議に思うことがあった。
例えば、今年度の高校入試だと、185点あたりが熊本高校のボーダーと言われている。そして、それぞれの学校にボーダーがあるのだろう。しかし、185点以上の生徒の数に偏りが出たり、あるいはある一定の高校のレベルの生徒に点が集中することはない。
このことは、実はずっと変わっていない。
私は30年以上、高校入試の受験指導や、ときには中学入試、そして大学入試の指導も仕事として(また、合格させることを楽しみとして)行っている。そして、保護者様がとっている、子供たちの勉強ができなっていくようにする方法もある程度わかっている。これは、おそらくいろんなお子様とご家庭を見てきていないとわからないことであり、またあまり誰も言わないことかも知れない。
小学編と中学編がある。
今回は小学編1ということで書いてみる。
子どもの時間を奪う親の子供は勉強ができなくなる。
子供というものは、遊びと学びの日常で成長する。もちろん、子供はロボットではないので(いや、ロボットでも同じか)、生活時間は限られている。これを意図的にか、無意識にか奪う親がいる。多くの場合、稽古事漬けの日常にあるような子供がこれに該当する。もちろん、子供が絶対にやりたいと懇願してやっているようなことであるならば、それは悪くない。つまりは、それは子どもにとって「遊び」だからである。そうではないパタンは、子供の時間を奪うことによって学力を低下させる可能性が高い。私は、小学時代から、考えられないほどの勉強時間がいると言っているわけではない。ただ、人は時間を二倍に増やすことなどできないわけなので、学習時間を奪う親には一定の覚悟が必要であると考えている。
これを読んで、「余計なお世話」と思われる方がいたら、そういう方のお子さんが学力が低くなるわけである。私は、特に特定の相手を名宛人として記述しているわけではない。長年の指導経験からヒントにしてくださる方がいればと思い書いているだけである。
その気づきによって、お子さんの学力が変わるかもしれない。
尚、上位高校合格指導の塾として言えることは、小学時からの基本の徹底が、その後の学びの楽しさと高学力につながるわけである。小4あたりから磨けば、うまくいく可能性はかなり高くなる。明成塾で、小学から学んだお子さんは、上位の高校に進学している。この点については機会を改めて書くことにする。
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明成塾とは
明成塾は、ひとりひとりのお子さんの立場にたつプロの指導をしています。
お子さんを伸ばすためには、保護者の方にもご協力をお願いすることもあります。
「何を言っているんだ!」と思われるかも知れませんが、
いわゆる進学塾などから転塾してきた生徒のそれまでの成績の推移から判断すれば、ここよりも成績が伸びる塾はないと感じています。
小中学生とも、将来、熊本、済々黌、第一、高専などにいける学力を身につけたいお子さんに出会えればと考えています。新中1(小6)は、小学の復習を徹底しましょう。
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