そもそも上位1%の学力のお子さんは、塾に行く必要はあまりない。もっとも、更に高みを目指すのに必要である場合を除くが。この高みとは、高校で先んじて勉強をし他に打ち克つようなストラテジーをもって行動するような場合である。
明成塾においても、久しぶりに高校生を指導する。そのため高1高2の教科書を読んでみた。一冊読むのに2時間ほどかかった。一言で言うと、至れり尽くせりの感ある教科書である。保護者の方の世代までもどらなくても、ほんの数年前の教科書とは大違いだ。
学校別に、その使用パタンは異なるのだろうが、熊本、済々黌、第一、第二では、熊本だけがUまで1年でやるのではなかろうか。当塾の高校生のメインの指導は数学なのだが、英語も時々、技を伝授したいと考えている。
卒塾生には、高校の勉強で出遅れないことを願っている。一部、受験の反動なのか、まだ勉強に本腰を入れていない者もいると保護者様から聞き、残念に思ったこともある。入試は大変だったのだろうが、もはや過去のことで、自分を見失ってはいけない。私はプロとして高校でも塾生は上位をとるように指導する。しかし、数学という単一科目しか指導しないのだから、大手を振って、この塾に来たから「〇〇大学 医学部」合格などとは書かない。確かに、時には数学が受験の鍵になる点はあろうが、わずかな教科を教えて、「ここで合格しました」とかくようなことは(そういった塾もあろうが)おかしな話だからだ。
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前置きが長くなりました。
子供の勉強をできなくする方法2
それは
勉強に見栄を張るように育てること
実は、これがある意味子どもの学力をダメにすることが多い気がします。
できないことを承知して、そこから努力するというごく当たり前のことをしなかったり、成績の上昇がないのに、ずっと、聞けばだれでもわかるような塾に通い続けたり、あるいは、成績上昇者だけがいて、何も教えずプリントだけ配布するような塾に子どもをやったりする。このようなパタンの親は子供の学力をダメにします。もちろん、子供自体にも同じような考えが根付いている場合も多いでしょう。
「ぼくの通っている塾の方が、ずっと進んでいる」と相談に来た際に私に言った少年がいます。結局、その少年は入塾することはありませんでした。彼は、すでに、この勉強に見栄をはるタイプになっていたのです。つまり、そのような大きな塾の集合体のなかで、自分がどうあるべきかを見失っていたわけです。本当は、塾の授業が進んでいるかどうかなんてどうでもいい話です。その少年自身が成績が上がり、また合格できるように進んでいるのかだけが問題なのです。このような思考回路を塾側はよくよく利用しているわけです。君ができないのは君のせいだ!周りを見てみろ!成績いいやつばかりだろう、わかるよな・・・的な環境による順応。
本当に学力を伸ばしたいなら、立ちどまって考える必要があるのです。その少年は、たしか済々黌高校志望だった(結果は 不合格ということ)が、おそらく、彼が「お願いします!」と当塾の門をくぐったなら、合格している可能性が高いと思いました。
勉強に見栄は、必要なく、謙虚さが大切だと思います。
塾ではそういったお子さんとの出会いを楽しみにしております。
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明成塾とは
明成塾は、ひとりひとりのお子さんの立場にたつプロの指導をしています。
お子さんを伸ばすためには、保護者の方にもご協力をお願いすることもあります。
「何を言っているんだ!」と思われるかも知れませんが、
いわゆる進学塾などから転塾してきた生徒のそれまでの成績の推移から判断すれば、ここよりも成績が伸びる塾はないと感じています。
小中学生とも、将来、熊本、済々黌、第一、高専などにいける学力を身につけたいお子さんに出会えればと考えています。新中1(小6)は、小学の復習を徹底しましょう。
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お問合せ・ご相談先
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明成塾 096−355−3089

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