
本日苗にかぶせていたパオをはずしました。
これからは日光を当てて田植えまで育ってもらいます。
今年は完璧。
全ての苗が見事に揃っています。
種の種類によっての違いはあるのですが
まあ、満足だな〜
苗の作り方についてはもはや言う事無し。
これにて完成ですね。
自然栽培の全く肥料に頼らない苗を作るにはこれでいいのだ。
毎年、苗がちゃんと育ってくれるのかと心配しながらだったけど
今年のやりかたで自信がもてました。
苗さえ出来れば後はたいしたことない。
やるべき工程をやっていくだけですからね。
今年使った種は
旭1号(自然栽培自家採種2年目、前任者は慣行であったけど15年以上自家採種)
ヒノヒカリ(自然栽培自家採種4年)
ヒノヒカリ(農協からの購入種)
我が家での自家採種が2/3でそれ以外が購入種になっています。
自家採種で3年以上になると検査も受けられず
品種さえ謳えなくなります。
つまり
自家採種4年のヒノヒカリはもはやヒノヒカリではないと判断されても仕方ない状態なんですね。
こうなってくるとDNA検査でもして
「ヒノヒカリと思われる」との結果をいただくしか、検査の対象にもならないらしいです。
つまり農協での流通は確実に出来ないと言う事です。
いまや米は農協を通じて販売するには
農協からどこで出来たかの証明がついた種を買って作らないと
米の検査さえ受けられないのです。
自分で自慢できる米を作るには自分で販路を開拓しない限り
生産さえ難しいんですよね。
しかも検査しなければ表示にも制限があり
「未検査米」または「混合米」(だったかな?)としか表示できず
さらに生産地、生産年度さえ表示できないのです。
おかしなものを流通させないという気持はわかりますが
それでいいのだろうかと思います。
消費者にはちゃんと生産地、年度、生産方法を明示する事こそ本当だと思います。
つまり、いいかげんな奴らが多いと言う事でしょうか?
本当の事を出したくても出せない締め付けでしかないように思います。
私はそんなことで自分の思いを曲げたりしません。
だから全ての情報を流して理解して買っていただけるようにします。
これからもその思いは変わる事はありません。
本物はこれだ!
とおもっていただけるようにこれからも頑張ります。

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