「ものづくり補助金2次公募の採択結果が発表されました」
中小企業診断士
kurogenkokuです。
昨日、
平成24年度補正ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金2次公募の採択結果が発表されました。
【中小企業庁】
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2013/130830MonoKekka.htm
【採択結果(埼玉県)】
http://www.saikumi.or.jp/news/images/130830.pdf
kurogenkokuが支援した4件はすべて採択されていました。
11,926件のうち採択されたのが5,612件(47%)と前回よりも若干採択率があがっていますが、半分以上が落選することを考えれば、よく全部通ったなというのが正直な感想です。
22分野の技術がこの補助金の対象になりますが、kurogenkokuが手掛けた4件とも実は切削加工の会社でした。切削加工分野の技術的課題って似たり寄ったりなので、設備投資面での差別化の話は書きにくい。ヒアリングを重ねているうちに至った結論は以下のエントリーのとおりでした。
【技術的課題はもちろん経営課題の解決についてもしっかり書くこと】
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/3769.html
このあたりが書けていないと「なんのために設備導入するの?」と審査員は首をかしげ不採択の方向に向かっていくのでしょう。「設備投資補助金」ではなく「ものづくり補助金」なのですから。
『申請書にもストーリーは大切』です。
ちなみにkurogenkokuが支援した4社、すべて経営革新計画にチャレンジしていただく約束になっています。設備投資は手段であっても目的ではないので、そのあたりまできっちりフォローして企業の経営体質そのものまで変えてしまおうというわけです。税金使って設備投資するわけですから、投資した以上に税金を納めていただかないと納税者(自分も含む)に申し訳ないですからね。
それが認定支援機関の役割かな、なんて思っています(ぼそ

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