「【569冊目】How Google Works ―私たちの働き方とマネジメント」
読書部
kurogenkokuです。
569冊目は・・・。
【kindle版】
How Google Works ―私たちの働き方とマネジメント
エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル 著
ラリー・ペイジ 序文, 土方 奈美 翻訳 日本経済新聞出版社
Googleの変遷はお読みいただければよいとして、本書にはスマート・クリエイティブというキーワードが多数登場します。
スマート・クリエイティブとは、@高度な専門知識を有し経験値も高い、A実行力に優れる、B分析力に優れる、これらの能力を兼ね備えた人ということになろうが、なるほどと思う一方で、我々零細企業においてなかなかこのような人材を見つける(採用する)ことができないことにもどかしさを感じたりしました。
では自分たち組織において役立つことはなかったかといえばそんなことはありません。
「会議には単一の意思決定者、すなわち“オーナー”を置く」
「技術的アイデアを見つけるもう一つの方法は、小さな問題の解決策に注目し、その適用範囲を広げる方法を考えることだ」
などGoogleが実践していることで、我々にも導入できそうなことは多数あります。
最後に、Googleでさえいまの事業がこのままいくとは限らず常に変革にチャレンジしているわけですから、我々がいまの状況に安住していたら・・・。
事業の革新は大切なんです。
【目次】
文化―自分たちのスローガンを信じる
戦略―あなたの計画は間違っている
人材―採用は一番大切な仕事
意思決定―「コンセンサス」の本当の意味
コミュニケーション―とびきり高性能のルータになれ
イノベーション―原始スープを生み出せ

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