「【1089冊目】仕事の哲学 働く人が自ら考え、行動する会社とは」
読書部
kurogenkokuです。
1089冊目は・・・。
【kindle版】
仕事の哲学 働く人が自ら考え、行動する会社とは
酒巻 久 著 PHP
著者は言わずと知れたキヤノン電子株式会社社長(秩父市)。著者の書いた本は、ほぼすべて拝読させていただいております。仕事に厳しいことで有名ですが、本書のいたるところに社員に対する愛情が読み取れます。
生産性や働き方改革、社員のモチベーション管理など、、著者に共感するところが多々ありました。若干いきすぎなところも感じますが、そこがいかにも著者らしい。「ノー残業デー」をつくるのなら、週に1日、「どれだけ働いてもよい日」があってもいいのではないかなど。
一方で、プレミアムフライデーを継続されているのは意外でした。
余談ですが、著者はドラッカーの信奉者。
本書のタイトルはここから来たのではないかと感じたりました。
【目次】
問題提起編 日本人の働き方への疑問
1章「働くな改革」を生み出す 日本人の勘違い
2章「日本人は働きすぎ」ではない
実践・解決編 「やり甲斐を感じ、生産性が高い仕事」を創る
3章 寝食を忘れ、集中して働く効用
4章 休みをきちんと取り、意義ある時間にする
5章 社員が頑張り、会社を信頼する職場
6章 付加価値の高い製品、サービスを生む
7章 社員の人間力、能力を磨く教育

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