2019/7/22

取り戻したロックンロール〜リクオ「グラデーション・ワールド」レコ発ライブ@代々木ザーザーズー  山口洋(HEATWAVE)/仲井戸Chabo麗市/RIKUO

週末は代々木にリクオのライブを見に行きました。
Newアルバム「グラデーション・ワールド」発売に伴うツアー最終日。会場は代々木ザーザーズー。
リクオのライブに行くのは2017年9月のラ・カーニャ弾語りライブ以来。実に1年10カ月ぶり。
個人的に色々想う処があり昨年はリクオ他何人かのアーティストのLIVEに行かなくなった。
唯、リクオの都度紡ぎ出すコトバには触れたくてFBやTwitterはフォローしてた。

今回リクオのライブに行こうと思ったのはアルバム発売前に配信された
「永遠のロックンロール」「希望のテンダネス」「オマージュ:ブルーハーツが聴こえる」が
ココロに響いたから。
もう1つ。リクオの友人のギタリストがネットで非難を浴びた時のリクオの態度に感銘を受けたから。
本の感想を書いただけのギタリストに対し世間が浴びせかけたコトバは酷いモノだった。
その人は犯罪を犯したワケでもヘイト発言したワケでも無い。
でも、ネットは匿名の下、彼に無礼極まりない汚いコトバを投げつけた。
オマケにレジェンドの名前まで持ち出すし。その態度はアンフェアと思った。
一方、リクオは友を心配し信じると言った。その態度はフェアだと思った。

新しい歌が素晴らしく、その行動も良い。もう、これライブ行くしかないじゃん。
っつー事でNewアルバムレコ発ライブのチケットを手配。
それでも当日までは行くか止めるか悩んでた(^_^;
でも先週買ったSMAPのアルバムを聴きながら思った。
音楽さえ良ければ他の事は余計な事だ。よしライブ行こう!
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入場して早速Newアルバムをゲット。配信でゲットした曲以外は未聴。
どんな歌が鳴るのか楽しみ。リクオのピアノの有る側の後方、カウンター前に陣取る。
カウンター前にはリクオの友人のアーティストさんも集まってる。
予定より少し遅れてライブ開始。

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(セットリスト)☆リクオFBより転載
1.千の夢、2.永遠のダウンタウンボーイ、3.君と僕のセカイの間(新曲)、4.You(新曲)、
5.友達でなくても(新曲)、6.雨上がり、7.海さくら、8.だんだんよくなる、
9.夜更けのミュージック、10.希望のテンダネス、11.グラデーション・ワールド、
12.黄昏と夜明け(弾語り)、13.ソウル、14.満員電車、
15.オマージュ・ブルーハーツが聴こえる、16.恋の行方(ダンス付き(笑))、
17.アイノウタ、
(アンコール1)
18.僕らのパレード、19.酔いどれ参加(新曲)、20.ミラクルマン、
21.永遠のロックンロール(うじきつよし飛入り!)
(アンコール2)
22.永遠のロックンロール(後半リフレインのみ)

最初からバンド全員で演奏開始。 
先ずは「千の夢」から開始。以前弾語りで聴いた曲が素晴らしいロックに変身してる。
暫く観ない間にリクオの声がぶっとくなった気がする。
リクオは満面の笑顔で性急とも言えるピアノを弾きまくりバンドもそれを支える。
どの曲も高木克のエレキギターを全面にフューチャーしロックなアレンジとなっている。
前作「Hello!」のシティポップ風(実は苦手な分野^^;l)のアレンジも悪く無いが、
オレはこっちのサウンドの方が好きだな。

リクオはグイグイ飛ばす。曲が終わるたびに大きくガッツポーズを取るのが楽しい。
「海さくら」「だんだんよくなる」はCD以上にグルーヴィー!
この時、海さくら関係者のお二人が一緒に踊って、オマケにお酒までご馳走してくれた!
この日は一人で寂しく見てたのでとても心強かったです。ありがとうございました<(_ _)>

途中で「雨上がり」や「ソウル」の旧い曲も演奏。
「ソウル」については震災が起きた時、ライブで何を歌っても人を傷つけるのでは?
と不安だったが知人のアドバイスでこれを歌ったらシックリ来たという話にはグッと来た。
「雨上がり」も「ソウル」もしくじったり立ち止まったり諦めたりそんな風景を歌ってる。
ロックがよく歌う「前に進め!あきらめるな!負けるな!」とは違った世界観。
弱さや後悔やマチガイを受け容れる、赦すそんなウタたち。
それを「ソウルミュージック」と言うのだろうか?或いは「ブルース」と呼ぶのだろうか?

同じことは中盤の「希望のテンダネス」「グラデーションワールド」にも感じた。
シュプレヒコールにかき消される小さな声を描いた「希望のテンダネス」。
白黒ハッキリ答えを出したがる世相に異論を唱えた「グラデーションワールド」。
この2曲・・・矢鱈刺さって動けなくなった。
現在(いま)の世の中、多くの人が怒りモード。声高に正義を訴えマチガイを裁いてる。
「みんな一緒に!」「声を挙げよう!」「奴らを倒せ!」「旧い考えは棄てろ!」
個々の意見には頷く処もあるし支持する場合もあるが・・正直見てて疲れる。
なんで皆そんなに怒ってるんだろう?そんなに自分の正義に自信を持てるんだろう?
マチガイばかり重ねてきた自分が他人を非難したくなると何様だよ?とツッコみたくなる。
正義感面して声を挙げる自分・・・何か笑っちゃう。苦しくなる。
集団で声を挙げてる中に居るとどんどん熱が冷める。
50超えてこの程度。情けない。唯の弱虫。
でもリクオの歌はそんな弱虫も優しく包み・・同時に激しく揺さぶってくる。

それは後半の「オマージュ:ブルーハーツが聴こえる」でもそうだった。
激しく叩きつけるようなシャウトと荒々しいバンドサウンドに客席の皆さんも叫ぶ。
リクオは何度も「人に優しくなれたかい!」「おとなだろ?勇気を出せよ」と叫ぶ。
オレは・・・一緒に叫ぶことは出来ないで・・・ただ立ち尽していた。

人に喜んで貰いたくて優しくした。でも自分の事でイッパイになって出来なくなった。
そうすると相手は怒り出す。「もっと頂戴。何故くれない?」と非難される。
え〜いい加減自分で何とかしてよ。そう言うと嫌われた(^_^;

他人に優しくしても良い事なんて無い。勇気を出しても痛い目に合うだけだ。
そんな事の繰返し。堂々めぐり。・・・そうやってムダに齢とった。
リクオのウタを聴きながら・・悔しくて泣いた。でも一方で何かスッキリした(^_^;
今日、このウタを聴けて良かった。リクオのオンガクに触れて良かった。

後半「恋の行方」で小宮山クン、リクオそして何と高木クンも踊り出し場内爆笑V(^^)。
本編最後の「アイノウタ」では全員前に出てきて客席と一緒に歌う。
もうこの頃になるとツマンナイ考えもキレイサッパリと消えてた。
ただ、リクオと一緒に歌い踊り笑ってた。
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アンコールはノリノリのロックンロール大会!
リクオは踊る様に歌い、跳ねるようにピアノを弾きまくる。
新曲の「お酒の歌」(?)もサイコーだった。
そして最後の最後にアルバム1曲目に入っている「永遠のロックンロール」が歌われた。
そうだ、この歌、今日まだ歌われていなかった!
リクオが客席を煽り「LaLaLa」とみんなで大合唱してスタートする。
CDとは違う始まり方。このアレンジ、凄くカッコいい!
リクオはロックンロールへの熱い想いを歌いながら、ここでも失くしたモノに触れる。
弱いモノ、小さい声、失くしたモノを置き去りにせず歌う・・・聴いてて熱くなった。
そして、途中から客席に居たうじきつよしさんがステージに飛び入り!
リクオとバンドメンバーはうじきさんの飛入りに驚きそして満面の笑顔になる。
素晴らしい眺めだった。拍手大喝采の中、大団円。
ライブは・・此処で終った・・・はずだった!

メンバーが捌けても客席は「永遠のロックンロール」を歌いながらアンコールを求める。
これも・・・素晴らしい眺めだった。
そして客席に戻ったうじきさんもアンコールと叫んでた。
リクオとバンドメンバーが再び登場し「永遠のロックンロール」を再び鳴らす!
最後、リクオはメンバーを紹介し「音楽サイコー!」と叫んで終わった。
オレ、思わず「ありがとう!」と叫んでた(恥ずかし^^;)


LIVEの後はサイン会。一瞬サイン貰おうかと思ったけど・・やめた。
リクオを前にするとこの1年10カ月の想いを延々語って泣き出しそうな気がしたので(^_^;
アーティストと話す勇気は持てませんでした(笑)。
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帰り電車の中、前に座っている若い女の子が「NO!動物実験」のバッグを持ってた。
今日は選挙。彼女は選挙行ったかな?でも動物実験反対も立派な政治参加だ。
投票は勿論大切。でも政治は色んなカタチで参加すれば良い。

そんな事を考えながらこの日のライブを振返った。
そして、これからはまたリクオのLIVEに行こうと思った。
オレにはこのヒトの歌がやっぱり必要だ。
11月にはNewアルバムに参加したゲスト4人を迎えて大きなライブを開くみたい。
ゲスト4人・・・当然、奴(笑)も来るだろう。
奴からもすっかり遠ざかってるな。でもリクオのLIVEで久しぶりに見るのも一興かも。

翌日から「グラデーションワールド」すっかりヘビロテ。
「満員電車」「千の夢」が気に入った。
そして「希望のテンダネス」はやっぱり聴きこんでしまう。
SMAPのアルバムと合わせて暫くこのアルバムと付き合っていこう。
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ヨモちゃん、リクオの言う通り「音楽はサイコー!」だな。
離れてたロックンロール、また少しづつ取り戻していこう・・・な☆
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