2020/2/7

34年目の「月と専制君主」〜「SONGS & FRIENDS佐野元春CAFEBOHIMIA」  佐野元春

土曜日は渋公で開催の「SONGS & FRIENDS 佐野元春CAFE BOHEMIA」に行く。

「カフェボヘミア」はボクが初めて聴いた元春のアルバム。その再現LIVE。
しかも大勢のゲストを迎えての。
大好きなGlim Spankey他多くのゲスト(奴含む(笑))も参加。勇んで行ってきました。
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渋公に行くのは改装以来初めて。エラくお洒落なビルになったんだな。
場内LIVEのポスターは一切貼って無くLINEのキャラが彼方此方に有った。
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我が家は2階4列目。ステージ全体を見渡せる好席でノンビリ見ました。
「Cafe Bohemia」のドキュメンタリーフィルムのさわりが流れ
今回イベントプロデューサー武部聡史さんの挨拶の後いよいよLIVEスタート。

トップバッターはGlim Spankey!曲は「ストレンジデイズ」!オレが好きな曲。
で此処で気づいた!
オレ、このLIVE元春とゲストがコラボしてアルバム曲を歌うと思ってたけど
ゲストがcoverする「RESPECT!清志郎」方式のLIVEだったのね(゚゜)\バキ☆
でもレミ嬢の声と亀クンのguitarで元春の歌が聴ける。それは感激だった。
しかも「Happy Man」まで演ってくれるとは!(最近この曲、元春LIVEでしないし)。
亀クンがホント楽しそうにギターを鳴らしてる。あれ見れただけで此処に来た甲斐があった。

続いてはGRAPEVINE田中和将。
曲は何と「月と専制君主」!オレが一番好きな曲が早々に歌われた(T▽T)
田中クン、独特の声で元春の曲の中でも異色なこの歌を歌った。それが見事にハマってた。
今回参加の他のアーティストは別の機会に見た事が有る。初めて見たのは田中クンだけ。
あたらしい声で自分の一番好きな歌を聴けた。
田中クンのあの声に逢えたこと・・・それは「収穫」と感じた。

1人1人書いてるとキリが無いので以下大まかにまとめますが、
どのアーティストの歌もMCも元春LOVEに溢れててステキでした。
山中さわおの「ボクは佐野さんの顔が好きです!」「佐野さんに今迄10回会えた!」
のMCには顔がほころんだし、堂島公平が歌い終わった後、ギターを高々と掲げてる姿
には爆笑した(元春の物真似^^;)。
ライムスターと小坂忠さん、山口洋だけが「Cafe Bohemia」から歌わなかったのも良かった。
ライムスターの現代風「コンプリ」は鳥肌が立った。
そして小坂さんの「ロックンロールハート」あの声でこの曲が聴けるとは!
しかもバックはホボキン!おまけに松任谷正隆さんも参加。これは嬉しかった。

ヒロシは「君を連れてゆく」を小坂さんと。ソロと違って借りてきた犬状態(T▽T)
ヒロシが一人で歌うと演奏がトンデモない方向に行くが(笑)
ホボキン、小坂さんと共演したことでまとまりのある良い演奏になったと思う。
そして「New Age」。意外な選曲。ルー・リードに同名の曲があるからこれにしたのかな?
意外とこの曲がヒロシに合ってた。唯ヒロシ折角歌うなら、元春のあのアクションもしようよ。
照れちゃダメだよ(笑)。
歌ってギターを鳴らすヒロシを見ながら・・・オレはある種の感慨に耽っていた。
ヒロシを生で見るのは久しぶり。改めて素晴らしいボーカリスト&ギタリストと感じた。
オレは個人的理由で彼の音楽を離れるが・・彼の活動自体は応援してる。
ヒロシ、キミの歌には世話になったな。ありがとな&あばよ。良い旅しろよV(^^)

最後のゲスト中村一義。溌剌とした歌で良かったけど。・・
何故「クリスマス・タイム・イン・ブルー」で女性ダンサーが登場したのか?
あの演出の意味が不明(T▽T)

ゲストの後はいよいよ元春登場!「お誕生日会みたいだね」のMCに笑った。
歌ったのは「99ブルース」「インディビジュアリスト」「ヤングブラッズ」。
アルバム中、最もロックな2曲と最もポップな曲を元春が歌う事にある種の意志を感じた。
「インディビ」はホボキンVer。長田さんのギターでこのVerを聴ける事にジンと来た。
本編最後はホボキン&武部さんで「Cafe Bohemiaのテーマ」を演奏し閉じた。

アンコールは1曲のみ。ゲストも参加して「約束の橋」。
「サムデイ」でなく「アンジェリーナ」でなく「約束の橋」を歌うというのが良かった。
元春が中央で歌い左右にゲストが並んで歌う。
右に居るKUMIちゃんやNAOKI、宇多丸さん、さわおクンが元春の横に来たがるのに対し
左に居るレミ、ヒロシ、亀クンが絶対元春の横に来ないのに笑った。
亀クンとヒロシ、ギター持たずにキョドってるし(T▽T)
大人しかった2階のお客さんもこの曲では立ち上がって一緒に歌った。
ボクも嫁も立ち上がりました(^_^;

LIVEはこれで終わり。元春の歌を別の人の声で聴くという滅多に出来ない体験。
正直、元春自身の声でもっと聴きたかった気もするが、それでも楽しかった。
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実はこのLIVE参加する前に思ってたのは、34年前初めて聴いたアルバムの曲を聴いても
「昔は良かった」だの「あの時代に帰りたい」だのは絶対思わないという自信があった。
元春の歌は旧い曲でもいつだって現在(リアル)。絶対リアルな歌として自分に響く。
だから「懐かしさなんぞ感じるワケがない」と思ってLIVEに参加した。
でも、元春をRESPECTするシンガーのcoverを聴くと「切なさ・ノスタルジー」を感じた。
それは彼等がボク同様、元春の歌のファンで彼ら自身の色んな想いを込めて歌っている、
その姿にシンパシーを感じたからだろうか?
我ながら自分の感情の動きにビックリした。
でも、最後元春が登場して歌い出したら、そのノスタルジーは見事に消えた(笑)。
元春が歌うとノスタルジーゼロになる。不思議だが、それが嬉しかったV(^^)


34年前、「月と専制君主」を聴いて「言葉に税はかからない」の歌詞に衝撃を受けた。
こんな歌詞表現がある事に驚いた。
最近、この歌の聴き方が変わっている。
以前は前半の「思いのたけ悪口をたたけよ 言葉に税はかからない」の歌詞を読んで
「大きな力に対する小さな命(個人)の抵抗」を描いた曲と思ってた。
でも、最近はこの曲の歌詞のキモは寧ろ後半にあるのではないかと考え始めた。
「夕べ君を悲しませた奴らを好きにさせとけばいい」「君は君 かけがえなく」
「しばらくは このまま歩いていこう」「やがて君の時がくる」
これらの歌詞を改めて読んで・・この歌は大きな力に対抗する歌でなく、
「君(個人)」に優しく向かい合う、そんな歌だと感じた。
そして・・・それは元春の現在の歌(COYOTE)と同じだ。
今回のLIVEで元春でなく別のシンガー(田中クン)の声でこの歌を聴いて
益々その想いを強くした。

元春の歌は変わらないけど・・変わっていく。その時、その瞬間で色んな色を放つ。
だから現在(リアル)なんだ。
34年経って・・・・・・オレはまた、この歌と出逢えた。
ヨモちゃん・・・元春・・・やっぱスゲェな。

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