2013/1/27

映画「ヒミズ」  Art・本・映画

今週はパティのライブの影響か順調だった。
色んな仕事もスムーズに進んだ。でも来週また面倒な仕事が待ってる。
もめる可能性大。イイさ、対立を怖がってたら仕事は出来ない。ケンカを楽しもう。

気分がイイので昨日は久しぶりに近所のゴミ拾い。
馴染みのチャトラがボクを見つけると「にゃ〜!」と鳴いて走り寄ってくる。
ヨシヨシ、いいコだ。ウチでヨモギに相手にされないボクは狂喜。
満足。我が人生に悔いなし(゚゜)\バキ☆(゚゜)\バキ☆
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昨夜は嫁はライブでお出掛け。その間に借りてきた「ヒミズ」のDVDを観る。
監督園子温は今、原発事故をモチーフとした映画「希望の国」を上映中。
勿論、福島第一原発事故をモデルとしている(設定は変えているが)
興味を持って原作本を買ったが映画自体は未だ見てない。
そして、若し「希望の国」を見るなら、その前に「ヒミズ」を観なくちゃと思った。
何故ならこの映画では震災直後の東北でロケがされていたから。
東北の傷ついた光景が映像に焼き付けられているから。
東北でロケを行ったことでこの映画は賛否両論を呼んだらしい。
では、東北はどう描かれているのか、チャンと自分の眼で観て感じたかった。
http://himizu.gaga.ne.jp/

中学生の男女を主人公とした青春映画。何とも凄まじい内容だった。
子供を愛さず暴力を振るい罵る親、全編に溢れる暴力、血。
逆境に翻弄されながら「フツーの大人になりたい」「愛ある家庭が欲しい」
と願い必死に生きるスミダと茶川。
2人のそんなささやかな願も身勝手な大人に潰されてゆく。
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のっけから被災地の荒れ果てた風景が流れる。おそらく・・石巻だろう。
見てて胸が詰まった。ココロがザラザラした。
被災地の風景はその後も何度も登場する。
映画の中でも被災者が登場するし福島への差別も取上げられる。
俳優が被災地に実際に立っているシーンも撮られている。
俳優さんが呆然としている表情。あれ演技じゃないだろう。
東北に立ったとき、まさにオレもああだった。呆然とした。

正直被災地を絡めたことに強引さやムリヤリ感はある。
そこだけ映画の流れが切れるというか。。。でも、矢張りあの映像は絶対残すべきだ。
「不謹慎」とか「被災者を傷つける」という非難があったそうだが・・
「忘れる、知らんぷり、無関心」よりは余程いい。
「何もなかった、残らない」よりはチャンとした映像の中で残した方がイイ。
いや、絶対残すべきだし、見るべきものだと思う。

スミダと茶沢を演じる染谷将太と二階堂ふみがホントに素晴らしい。
醜悪な大人の暴力に耐えながら大事なものを守り必死に生きてる姿は・・
痛々しく切なくて・・・同時にいとおしい。
周囲のホームレスの2人に対するさりげない愛情にも心が温まった。
暴力と血に溢れているが、これは優れた青春映画だと思う。

数々の紆余曲折、惨劇を経て最後スミダと茶沢は愛を確かめ合い「生きる」ことを決意する。
ラスト、茶川が叫ぶ「スミダくん、がんばれ!夢を持て!」には胸がしめつけられた。
オレは「がんばれ」とか「夢を持て」なんていう無責任なコトバは大嫌いだ。
でも、この「がんばれ」は胸に響いた。素直に受止められた。

そしてホントのラストシーン。再び東北の荒れた街が映されて映画は閉じる。
あの「がんばれ」は園監督なりの東北へのエールだったんだろう。

見終わった瞬間。ぐったりした。ともかく過剰、激烈、凄い、としか言えない。
正直ストーリーは破綻してるし、暴力シーン、被災地の光景は見てて辛かった。
でも、被災地の景色が見ててつらい、のは当たり前だ。見て何も感じない方が怖い。
そして思った。この映画は是非若い人(特に10代)に見て欲しい。
もしかしてスミダや茶沢と同じような環境の子が実際に居るんじゃないだろうか?
そういう子には是非この映画を見て「生きるパワー」を持ってほしい。
くだらない大人、バカな年寄りどもに潰されないように壊されないように「がんばって」ほしい。

見てよかった。本当によかった。これでやっと「希望の国」に行ける。
映画だけじゃない。来月・・南相馬にボランティアに行く。
ウチの中で画面の向こうの世界として視るだけで無く、あの中に飛び込もう。

その前に明日からはじまるケンカをがんばろう。
がんばれ!オレ!!負けるな!オレ!!(゚゜)\バキ☆
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