2014/10/12

仲井戸“CHABO”麗市 つ、ついに I'm Sixty-Four ChoboBandライブレポ  山口洋(HEATWAVE)/仲井戸Chabo麗市/RIKUO

アンコールラスト。曲は「家路」。
チャボさんはバンドメンバー全員と並びメンバーの名前を呼んで「イエーイエー」と歌わせた。
カースケさん、早川さん、KyOnさんが歌う。
その後はローディの鈴木マサミさん、音響スタッフも呼び入れて歌わせる。
そして照明スタッフの名前を呼びステージ下に居る林渉さん映像チームを呼び
更にはカメラマン三浦麻旅子さん、そのアシスタントの名前も呼ぶ。
そして鈴木さんに「オレ、誰かを忘れていないか?」と確認した。

64歳になるベテランアーティストがスタッフ1人1人の名前をチャンと憶えて呼んでいる。
何と言う誠実さ、謙虚さ、真摯さ・・・オレはなんだか感動してた。泣いてた。
素晴らしい歌と演奏、仲井戸Chabo麗市という独りの男の存在を見せつけられたライブ。
この瞬間が。。。オレにとってはクライマックスだった。


10月9日はチャボさんのバースデイ。今年で64。
毎年この時期にバースデイライブが開催される。昨年は麗蘭に行った。
今年は幸運にも10月10日2日目のChaboBandのチケットが取れた。
この数年、KyOnさんが参加しているので是非見たかったが毎回チケットは即売切れ。
チャボさんとKyOnさんが一緒にステージに立っているのは93年DADAツアー以来見ていない。
ボクがチャボさんから離れたりチケットを取れなかったりタイミングが合わなかったり。
実に20年ぶりにこの2人が同じステージに立つのを見る。
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仕事を定時で退けて会場の渋谷レイニアホールに入る。石橋凌、大森南朋から花が来てる。
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ボクの席は2階。遠いがステージ全体を観れる好位置。場内はジョン・レノンが掛かってる。
チャボさんのライブはここ数年で何度か見てるが。。。なんかドキドキしてる。
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場内が暗くなりSEが掛かる。曲はなんとフランクシナトラの「夜のストレンジャー」!
意外な選曲。これ、いつもカーネーションがライブ開演時に使ってる曲だ。

メンバー登場。最後にチャボさんが中央に陣取る。ベレー帽、まだら模様のシャツ。
セッション風の「ざっとこんなもんだ(?)」で開始。オトが凄くイイ!
そのあとは「毎日がブランニューデー」!キヨシロー作詞、チャボさん作曲の共作。
この段階で既にウルウルしてた(^_^;
そのあとは「You are the sunshine (of my life )」「ヒッピーヒッピーシェイク」
とチャボバンドで制作したアルバムから演奏。
ただ、全体としては新曲、洋楽カバー、未CD化曲やキヨシロー縁の曲が多く
オリジナルアルバムからの選曲は少なかった。
「フリータイム」や「ガルシアの風」「My R&R」あたりを聴きたかった気がするが。
まぁそういう曲をライブでやってた時期に行かなかった自分が悪いんだろう。

そういう中で「さまざまな自由」の演奏は嬉しかった。KyOnさんがアコーディオンを演奏。
チャボさんとステップを踏んで踊ってる。あのチャボさんがステップ踏んでるよ!驚愕(T○T)
更にはチャボさんが飼ってた猫が今夏亡くなった話。え、キキちゃん亡くなったの!
チャボさんの歌詞やエッセイ、雑誌の記事等で度々登場してたキキちゃん。そうか・・
でチャボさん昔書いた「猫をテーマにした歌」を歌う。これが何とも愛らしいナンバー。
チャボさん途中で招き猫のポーズをして「にゃーお!」って歌う。
あの仲井戸麗市が猫の鳴き声を・・・またまた驚愕(^^;

中盤、洋楽のカバーコーナー。選ばれたのはニール・ヤング「ハーヴェストムーン」そして
ジミヘン、いやデレク&ドミノス「リトルウィング」。ロックンロールの名曲。
当然チャボさんが日本語詞をつけて・・この詞がホント素晴らしかった。
この2人のアーティスト、20代から30代に聴いた。好きと言うより「勉強」のために。
ホント齧った程度。でもチャボさんの日本語詞で聴くと・・・矢鱈響いた。
洋楽、ビートルズでさえ最早聴かない自分だが・・・なんだかグッと来た。


チャボさん、64歳を迎えたことについて色々話す。
「64・・あまり感慨ないな。30超えたときはイヤだったけど。。」
「今や年下だらけだな。学校の校長先生も年下。首相・・・小僧だよ!」(客席喝采)
「バンドメンバーみんな忙しいのにオレのために集まってくれた。みんな、オレの宝だよ」
「今日は台風来なくて良かったけど・・東京に来ないからって喜んじゃ他の土地に悪いよな」
「KyOnは何でも出来る。凄いよ。次のノーベル賞候補はKyOnだ!」
「このメンバーでツアーしたい!」
チャボさん、バンドとライブやるのがホントに嬉しそうだった。

佐橋佳幸のイベントに呼ばれたとき歌ったという「魔法を信じるかい?」も演奏。
最近知って聴き込んでる歌だったのでこれは嬉しかった。とても明るいハッピーな曲。
そしてバックに流れたのはキヨシローのお子さんタッペイくんとモモちゃんのコーラス。
この曲の録音にはタッペイくんとモモちゃんがコーラスで参加。キヨシローが歌唱指導。
キヨシローがホントに一生懸命に指導してるのに子供は飽きてしまった。
そんなエピソードはチャボさんは笑いながら話す。最後もう1度コーラスを流す。
隣の女性、多分RCファン?が涙ぐんでた。オレ?当然ジーンとしました(^_^;

後半はキヨシロー縁の曲を演奏。2人で共作した「激しい雨」。
歌詞の中に「RCサクセションが聴こえてる、RCサクセションが流れてる」というフレーズがある。
これを客席と一緒に歌う。チャボさん嬉しそう。「渋谷はRCの町だ!」と叫ぶ。
また「雨あがりの夜空に」ではメンバーにも歌わせる。
KyOnさんが「雨あがりの夜空に」でメインボーカル!感動。
客席も総立ちで歌う。みんな嬉しそう。
一時期チャボさんはRCファンのために自分のソロライブでRCナンバーを歌っているんじゃ、
あえて自分で重い荷物を背負ってるんじゃ・・・そんなことを想ったりした。
でも・・違うんだ。みんながRCナンバーやキヨシロー縁の曲を愛して一緒に歌えるのが
チャボさんにとっても楽しい・・Happyなことなんだ・・・そんな風に思えた。
過去チャボさんのライブでは何度かキヨシローの影を見た。でも、今回は見なかった。
それでイイ。そう想った。
本編ラストは何と古井戸の「四季の詩」。旧い曲だけど内省的な歌詞は・・
現在のチャボさんにもピッタリだった。

アンコールは「平和ブルース」、ドラムのカースケさんがメインで歌ったり凄く楽しい。
オープニングのシナトラを使ったということで「マイウェイ」の日本語バージョン。
途中でハードな演奏になりシナトラと言うよりはシド・ヴィシャスVerに近い感じ。
この曲ではKyOnさんがエレキを鳴らしまくりチャボさんとギターバトルを繰り広げる。
KyOnさんのギタープレイは大好きなので大満足。

ラストは「灰とダイヤモンド」。ロックンロールへの熱い想いを綴ったステキな曲。
自分が消えたとき残るもの、残るソウル・・・・そんな歌詞だった。

そしてホントのラスト。「家路」。アルバム「My R&R」のラストナンバー。
チャボさん「家はホントにいいよ。狭いながらのシアワセな我が家ってな」と話して歌う。
メンバーとスタッフの名前を呼びながら・・・客席も歌う。
凄くハッピーな空間だった。そして、チャボさんの誠実な姿勢、真摯な姿勢に泣いた。
以前山口洋が言ってた「チャボさんはまず他人のことを考える」・・を思い出してた。

何度かの「イエーイエー」のリフレインの後、終了。
チャボさん「みんな、いい日を探してくれよ」と笑顔で手を振る。
サッチモ「この素晴らしき世界」が鳴り響き客席は総立ち。メンバーはあいさつ。
いつものパターンだが・・・最後は泣いてしまう。ひたすら拍手する。
メンバー退場の後、チャボさん独り残る。
ビートルズ「When I'm Sixty-Four」が鳴り響く。チャボさん笑顔で去って行った。
チャボさん64+1のライブはこうして終わった。
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終わった後、席に座り込んだ。何とも素晴らしいハートウォームなライブだった。
歌も演奏も素晴らしかったけど仲井戸麗市という存在の大きさを見せつけられた。
あんな・・・あんな60歳がいるんだ?あんな誠実で真っ直ぐな存在が。
己の小ささ、汚れきった自分が恥ずかしくなったぞ(^_^;

こんな素敵な先輩がこの世にいる。そう思うと力が出てくる。
「世の中、悪くない」と思える。
オレもチャボさんを見習って明日からは誠実に生きていきます。
でも、その前に3連休。ヨモちゃん、たっぷり遊ぼうな☆
(゚゜)\バキ☆。(゚゜)\バキ☆
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