2012年 キッズスーパークロス開幕戦 スーパーキッズです。
問題のH1。
予選同様に、お仲間が直人に付いてくれて、俺は1コーナー横でお仲間達と応援。
グリットは、だいたい真ん中よりチョットアウト側ってところを取ったようです。
直人の左右にはライバルの姿も・・・
さ〜今年最初のH1スタートです。
さすがにこっちも5秒前ボードの時には、いよいよ本番か〜と、実感してかなり緊張しましたね〜

スタート直後、バイクが少々暴れていたようですが・・・なんとか立てなおしてましたね〜
それからのスピードは良かったと思います。
前の数台がイン側に入るようなコース取りをしたと同時に減速。
直人は進入ギリギリまで加速して前に出ようとしていました。
前が綺麗に空いていたこともラッキーで、1コーナーからの立ち上がりでは4番手。
3番手のライダーがアウト側にコースを取り2コーナーに向かうと同時に直人はインからパスを考えたんでしょうね〜2番手のさらにインにラインを取り、一気に2台をパスするつもりだったんでしょう。
ここで、大きな誤算です。
2番手を走行していたライダーのリヤタイヤが、一気にグリップを失い・・・スリップダウン。
それにあわてたアウト側のライダー2台が、飛び出してきたリヤをよけたと思ったら、コースの外にジャンプ!
あ〜〜〜〜〜〜〜でしたね〜
フロントタイヤが直人のラインに入り込んで、そのまま激突。
直人もよけきれず、同じような感じでスリップダウンしたようです。
その後、最初に転倒したバイクのリヤタイヤに突っ込んだバイクも転倒。
その後ろのバイクもよけきれずに転倒。
アッという間の出来事でしたが、計6台がからむ多重クラッシュとなりました。
その後の後続は、ほとんど通せんぼ状態のコース。
直人もえらくあわててましたけど、様子を見ている限りでは怪我は無さそうに感じました。
ま〜〜〜よりによって、なんで直人がこのクラッシュに巻き込まれたんだ〜・・・?
どえらいショックだったし、本音を言えば・・・猛烈に頭にきましたよ〜
ふざけんじゃ〜ね〜よ〜・・・です。
あの位置からだったら十分に、先頭ライダーと戦える事は間違えないと感じた直後だっただけに・・・こんなチャンスを・・・とま〜本当に落胆しました。
多重クラッシュでしたからね〜リカバリーも遅かったし・・・
コースに復帰した感じでは、ど〜見ても20番手以下でしたね〜
さすがに乗れてると言っても、ここから先頭グループに追い付くのは・・・モトビじゃ〜無理だろうな〜?でした。
まだチャンスがあるような位置でのクラッシュだったら、ここまでイライラ・ムカムカしなかったでしょうね〜
レースでのアクシデントですからね〜
直人も過去には、こんな風に他のライダーにご迷惑をかけたこともありますからね〜あまり人のことは言えないけど・・・親の本音としては、何で奴の前で?????
も〜レースを見てられるような心境じゃ〜なかったですね〜
血圧が上がりすぎて・・・本当に倒れそうでしたよ〜
コースに復帰した後も、いつもの直人らしいアグレッシブさ?元気がないかな〜?
ガムシャラ感?ガンガン前を抜くぞ〜って感じがしなかったんです。
その次の周では、インに入り込んで転倒したようで・・・準備を数番手戻したのに、またやり直し状態で復帰。
数周後に、またS字のコーナーでボタ転け!
順位を落とします。
おいおい・・・ポイント取る気があるのかよ〜と、叫びましたよ〜

そんな感じで中盤ですが・・・
2回目のボタ転けからは、安定した走りに感じましたが、ガンガン前のライダーをパスしていくって感じには見れない走りに、常にイライラしていました。
でも、他のライダーに比べると確実にスピードは速く、危ない走りに見えないという・・・なんか不思議な感じもしたんです。
何十台抜いたんでしょうかね〜?
ま〜後半は、どの程度の順位を走っているかなんて、まったくわからないし・・・ど〜なってんの〜?と思いながらでのタイムチェック。
あ〜こりゃ〜13周勝負だな〜?
着実に順位は上げていると思いますが、トップとの差を見ている感じでは、10位以内にはいないだろうな〜?でした。

コースの周りからも、直人に激が飛んでいます。
毎周事には着実に、前に出ていたように感じましたが・・・
時間切れ・・・
何位かもわからないようなレースで終了。
この時には、も〜イライラと言うよりは・・・も〜がっかりって感じが強く、直人に対してもガミガミと言う気力もありませんでした。
直人は直人でイライラしていたようです。
すぐに直人とのレースの結果的な会話もなく、早々にどこか?姿を消した感じです。
お仲間に洗車をしていただき、H2に向けての整備をしていると・・・
直人が車に戻ってきました。
で・・・話を聞くと・・・
前のバイクはよけられるような状況じゃ〜なかったので、とっさに怪我をしちゃ〜まずい!と瞬間考えて対応したそうです。
その後の転倒は、相手が後輩だったので絶対にバイクの接触は避けたいとの思いで余裕を見て、かなりイン側にバイクを倒し込んで曲がろうと判断したそうで、インに寝かし込んだら、イン側のステップがコースの壁に刺さって転けちゃった!ですって。
その後のS字でのボタ転けは・・・ギヤーが抜けたそうです。
最近、練習車の方でもギヤーが抜ける・・・と、毎回毎回・・・言われるんですよ〜
本番車も、この日公式練習の時に抜けたって、言ってました。
その事もあって、この前エンジンを降ろした時も、念入りに念入りに注意してミッション関連のパーツを見直して、一部のパーツを新品にしたんです。
本番車も同じような症状だとすると、直人のギヤーのやり方に問題があるのか、このYZ85っていうエンジンに問題があるのか?ですね〜
それと全体的に、いつもの追い上げダッシュ?って感じに見えなかったのは・・・
”あの位置から抜くのは後輩が多いでしょ〜だから後輩達に、無理な追い込みをかけちゃ〜かわいそうだしな〜?って気持ちとさ〜バイク同士を当てないようにって、注意して走ったから”だそうです。
話の最後に”同期の連中とのトップ争いじゃ〜話は別だけどね〜”でした。
そ〜言われちゃうと・・・”あ〜そっか〜”で、話は終わりますよね〜
一緒に話を聞いていたファミリーのパパさん達は、直人の話に感心してましたけど・・・
とにもかくにも・・・”お前のスタートの悪さが一番の原因だぞ”
予選の時もそうだったけど、スタート直後の数メートルは同じようにバイクが左右にぶれる分、前にバイクが進んでいない訳で、その部分の原因を見つけない限り、H2も同じようなスタートになる可能性が高いっていうこと。
また、スタート後の1コーナー出口で前に出したバイクが少なければ少ないほど、今回のようなリスクが減るって事をおぼえておきなさい。
150は、スタートダッシュが速いし、お前より確実にスタートで前に出る上手なYZ乗りがいるのも事実だし・・・自分の力で、しっかりスタートで前に出ろ・・・と、釘を刺しました。
その後、H1の結果が13位との情報が入りました。
あ〜やっぱ、10位以内にも入れなかったのか〜
ポイントを考えると、大きく出遅れたな〜って感じてしまい・・・改めて凹みました。
何人かの先輩パパから、H1の走りに関して好評価をいただき、少々気分的には落ち着きました。
FFFの皆さんとも話したんですが、こりゃ〜気分を変えてH2は冷静にいこうって。
後半の走りは、たしかに直人が一番速かったと思いました。
とにかく落としたポイントは、自分の力で取り戻してこい・・・で、H2はしっかり戦え。
と、みんなで言いまいた。
なんだかんだ言っても、H1の結果に一番不満を持っているはライダー本人なのは間違えないですからね〜その力を信じて、こっちはH2を応援するしかないですよね〜
続く・・・

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