この年末年始に読みふけっていた小説(原作)の涼宮ハルヒのほにゃらら。
やっと――消失、動揺、陰謀、憤慨――と読破しました。
次は中途半端な分裂、ですか。
中途半端っていうのはつまり、半分しかないからですね。
まさに「分裂」。
しかもその下巻?に当たる驚愕が発売予定日を半年過ぎても出ていないというびっくり日本新記録です。
噂では作者的スランプとかいうことで。
……アニメの悪い影響なのか、はたまたゲームの監修やなにやらで忙しすぎたのかはわかりませんけどね。アニメってなにげに原作よりも先に結論を推測やら飛躍やらでやっちゃったりするので作者的にはモチベーションの維持が大変だったりするのかもしれません。
とにかくがんばって非日常を描いていっていただきたいものです。そうしないといつこの世界がハルヒによって作り替えられるともしれませんから。
以下、テキトーな感想。
消失。
どんどこどんどこと、長門がヒロインへと変わってきています。ええ、もうこれ以上ないくらいに。ハルヒ……おまえの存在意義が居酒屋の招き猫と同じレベルになってきてるぞ?
動揺。
ライブアライブ……さすがにアニメの方が良くできてるなぁなんて思いましたが、まぁ正しくリファインされた結果だよね、みたいな。
朝比奈ミクルの冒険……みっくるんるん♪
ヒトメボレLOVER……やっぱり長門はひいきされてるなぁ、みたいな。
猫はどこに行った?……雪山のお約束ミステリー。もうひとひねりほしかったなぁ。すべて終わった後であれ?って感じのオチが。
朝比奈みくるの憂鬱……外堀を埋めるネタ。未来ネタの理解はドラ○もんレベルな私ですが、朝比奈さん(大)が出てくるたびにおもしろさが微妙っていうか、キョンがなんか言葉とは裏腹にさめまくってる気がするとか……ああ、気のせいですね、ハイ。朝比奈さんお持ち帰りぃ〜の方向で是非。
陰謀。
消失の決着編、そして二月のイベント集。
いやはや、鶴屋さんはすごいねぇ。引き続きメインは朝比奈さんズ(3人)の話。いやはや過去と未来の整合性についてとか考え始めたら負けだと思うのです。
未来なんて観測する人ごとに存在する現在の延長、みたいな。タイムマシンは過去にも未来にも存在し得ないのは現在の歴史が証明してるのだとかな、とか書いておく。<感想に関係ないね
いやはや、ハルヒが普通とか安定とか言われて久しいですが、このままでは本当に単なる招き猫……いや、あえて言うならうる☆やつらの諸星あたるかな?
まぁ、存在の中心はキョンですが。
憤慨。
編集長★一直線……いやはや、まぁネタ的にはそういうことだろうと思いつつもキョンと一緒にむかつきましたよ、生徒会長。まぁおかげであやしげで愉快な小説内小説(とでもいうのか?)が読めたのでよし。
っていうか、朝比奈さん……あなたの未来の片鱗がのぞくたびに不安になっていくのはなぜでしょうね。
ワンダリング・シャドウ……珪素(シリコン)の知的生命?体って話はマブラヴオルタなんかでもやってたんだけど、なんかそういう有名なSFがあるんですかねぇ?
まぁ確かにシリコンってことは記憶媒体であったり計算機だったりするワケなので向いてるんだろうとは思うんだけど。
個人的にはアカシックレコード=珪素っていうか知識体=睡眠時にリンクする場所、みたいな論理を勝手に掲げていたりいなかったりするのでまぁそうなのかなぁみたいな。
で、だ。
ここまで読んで……ってこともないけど、これは結局どうなるべき話なんだろう、みたいな。この作中の1年分で一般的なイベントはやり尽くしたっぽい。同じイベントを違う切り口でやるだけでよいのか?
はたまた、なぞの機関やら結社やらがよくわからない理由でキョンを巻き込むのか?
ハルヒをねらう理由はなく、長門はすでに消失において終わり方を提示したあげく却下され、朝比奈さんに関しては含みを持たせていてもドラ○もんなので何とでもなる気がする。古泉は……まぁ、一度だけ絶対に味方しますっていうのがかっこいいのでそのネタを見るまで保留。
ちなみに蛇足的に書くのであれば、ドラってのは、現状では存在し得ない未来からきた猫型ロボットのお話。過去に干渉して未来をそっちに変えちゃうんだよね……タイムパトロールはどうなったんだ?
ならやまは、Loto6あたりのあたり番号を未来から教えてくれるだけで良いです。
……あ、もちろんメッセンジャーは朝比奈さんで。

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