「'09. 9.26京都・奈良旅行 その1 京都弁天巡り」
日常
絶望した! 今更鴨川ライブの事を書いてる自分に絶望した!
という訳で、9月26日はつじあやのさんの鴨川ライブに行って来ました。「行って来ました」と書きましたが、実際は日帰りではなく奈良県の知り合いの家に泊めてもらい、翌日は法隆寺と東大寺を見てから帰りました。その話は次の次の記事で書こうと思います。
実はつじさんの公式サイトで鴨川ライブの告知が出た時は行こうかどうしようか迷ってました。うーん、最近つじさんの曲あまり聴いてないしなぁ。でも多分これが最後だよなぁ。とりあえず知り合いにいるつじあやのファン2人に行くかどうか訊いてみてもし行く人がいたら行こうと思って訊いた所、1人は「自分は行けないので行ってレポートを書いて欲しい」(今やっと書いてます。どうもすみません。)、もう1人の
亮月製作所の桂光亮月さんは「行きます」との事だったので行く事にしました。行こうと決めた後にファンクラブから告知の葉書が来ました。…ファンクラブからの告知が公式サイトよりも後ってどういう事やねん。テンションがちょっと下がりました。
当日の朝、昔「つじラジヲ」(←実はこの表記あまり好きではない…)で計画的に同情を買って貰った赤いマハロウクレレにサインを貰うべく持って行こうか迷いましたが、サインを貰える可能性が低そうな気がしたのと、荷物が多くて持って行くのが面倒になったのとで持って行くのをやめました。結果的に正解でした。あの赤いマハロは今もただの赤いマハロです。
そんなこんなで、東海道線(在来線)の電車で亮月さんと合流、亮月製作所がつじさんデビューと同じく10周年という話、何故か絶望先生の話、音楽制作の話などをしてるうちに11時頃という中途半端な時間に京都へ到着しました。せっかく京都へ行くんだから早めに行っていろいろ見て廻ろうと思ってちょっとでも早く着くよう待ち合わせたんですが、僕よりも1時間くらい早く家を出ないといけない亮月さんにはちょっと無理をさせてしまいました。しかも着いた時間が中途半端という計画性のなさ。どうもすみませんでした。(笑って許してもらえましたが。)
鴨川ライブの話を読みたい人はこの下を飛ばして
次の記事をどうぞ。
とりあえずこの日のプランは京都御苑内にある白雲神社と御苑の北東にある出町妙音堂というどちらも弁財天さんをお祀りしている所を廻ろうと僕が言い出しまして、亮月さんにお付き合い頂きました。実はちょっと前から御朱印を集めていて、自分と縁の深い所から順に御朱印を貰う事にしてて、ちょうど順番的に弁財天さんの番だったのです。何故弁財天かというと、弁財天さんが抱えている琵琶がウクレレに見えるからです。(笑) …というのは半分冗談ですが、半分は本当です。弁財天さんは音楽の神様でもありますから。あとは、弁財天さんは元々サラスヴァティーというインドの水の神・河の神で、その流れる音から音楽の神や弁舌の神にもなったという神様であり、最近は「弁財天(辨財天)」と書く事の方が多いようですが、本来は「弁才天(辯才天)」なのです。日本に入ってから弁才が弁財に通じるという事でお金の神様として人気が出た、という事のようです。ついでにいうと僕の住んでる所の大昔の氏神様は水の神様なので、そういう意味でも弁財天さんと縁があるな、と勝手に思って弁財天さんに辿り着いた訳です。…というマニアックで自己満足な話は以上です。(笑)
まずは白雲神社へと言う事で地下鉄で丸太町へ。御苑に入った所で「白雲神社←」という張り紙をしてるご夫人がいたので何があるのか訊いた所、午後3時から白雲神社でロシアの民族楽器の演奏があるとのこと。時間が見事に鴨川ライブと被っていて残念でした。白雲神社へ行く途中閑院宮邸跡が無料で公開されていたので、無料だったので見て回って来ました。年表だったか解説だったかの「鹵簿行列」が「歯簿行列」になってました。(もう一方はちゃんと合ってました。)
そして白雲神社へ。午後のライブを聴く人のために折り畳み椅子が20ほど並んでました。白雲神社は琵琶を家業とする公家の西園寺家の邸内に祀られてた弁財天さんです。神紋は西園寺家の紋である三つ巴。どっちが右巴でどっちが左巴かは専門家の間でも揉めてるらしいですが、神社にあったのは上に頭(○)がある巴の尾が右側に流れてる巴です。ちなみにWikipediaの西園寺家のページに載ってる左三つ巴の紋は神社にあった巴と逆です。どっちが正しいんでしょうか。お参りして御朱印を貰いました。琵琶の絵の御朱印でした。
ちょうど昼の時間帯だったので、出町妙音堂を目指しながら昼食を食べれる所を探して歩く事にしました。御苑内の東西の道を東に歩いてたら、真っ正面に大文字山が見えました。昼は新福菜館府立医大前店というラーメン屋で醤油ラーメンを食べました。凄く濃い醤油スープでした。食べた事はないけど天下一品も濃いスープらしいので、京都のラーメンというのはこういうもんなんでしょうか。
その後河原町通を北へ上がって
出町妙音堂へ。入り口に鳥居がありましたが一応仏式のお堂です。詳しい事はリンク先をどうぞ。境内の参道を挟むように2本のオガタマノキがあり寺務所の前にその実の付いた枝が沢山並べられてました。御朱印を貰い方々伺った話では、オガタマノキは神話の中で天照大神が天岩戸に隠れた際にその前で踊った天鈿女命が手に持っていた木なんだそうです。ちなみに天鈿女命は芸能の神様になってます。御朱印と一緒に寺務所の前に置いてあったオガタマノキの枝を1つ頂いて来ました。家に帰ったら実が半分くらい潰れていてちょっと残念でしたが、一応部屋に飾ってあります。
その後、出町妙音堂を出て鴨川の川原を南へ下り鴨川ライブが行われる丸太町まで歩いた訳ですが、既にかなり長くなってしまったので
次の記事で書くことにします。

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