2004/11/9 20:30
「JR新橋駅・烏森口前の噴水脇で、ボ〜っとする」
感想文とかエッセイ
今回は、(マタ〜リと)日記的な柔らかい記事を書きたいと思います。
(まぁ、何処かで今この瞬間も戦争をやってると思うと・・・そりゃまぁ腹も立ったり鬱になる事もあるけど、仮に世界中から偽善者と罵倒されてでも、生きてるって事は「野蛮」になる事なのかもしんないし・・・笑)
さて・・・
前々回ぐらいの更新記事で触れていた、東京ビックサイト(臨海副都心の有明ちゅ〜場所にある)で開催されていた「日本工作機械見本市」には、つつがなく行ってまいりました。
まぁ、まるで日本中の機械製造業に携わる人間が来ているんじゃね〜のか?・・・ってぐらいに広大な会場が人間で埋め尽くされていて、できる事なら常にボ〜っと和んでいたいと思っている田舎者の私は、会場に満ちた生気にアテられて、正直なところ少しばかり疲れたってのも事実なんだけど、
各ブースで普段は全国の色々な会社で働いている方々が、自分達が開発した新商品を売り込もうと、一生懸命アテンドしている姿なんか見ていると、怠け者の私でも少し励まされた様な気もするし、良く判らんが自分にとっても良い意味での刺激にはなったのかな・・・
どんなに小さなブースを借りている小規模な所であっても、ディスプレイには「業界初の○○方式!!」だとか「新発想によって○○を実現!!」だとかっていう文字が、誇らしげに躍ってたりするってのは、なんか良く判らないけれど単純に素晴らしい事なんじゃないか?・・・って気もします。
(それを、私ときたら根性悪な目で見て・・・結局どこも似たようなモンじゃね〜かだとか・・・食い扶持を稼ぎたいって情熱は御互い様なんだけどコッチが疲れている時には他人のソレってのはヘビーに感じるよな・・・とか考えてしまう私って、一体何様なんだろうと少し情け無くも感じたけどね・・・苦笑)
でも、やっぱり(資本や研究の蓄積による)規模の「差」ってのは、ある意味で残酷なぐらいアルってのも事実でした。(デカイ所ってのは、やっぱブースの規模も人の賑わいもスゴイもん)
ウチのブースは、展示規模という点においては、会場全体の中では別に小規模ってワケでも、逆に群を抜いて豪華でデカイってワケでもなく、内容においても、他を圧倒する展開をしてるって程でも、逆に小粒ながら際立ったベンチャー精神が溢れてるって程でもない、良くも悪くもボチボチやってるって印象を、(悔しいながら)持ってしまいました。
(給料もらってる手前、他人事みたく言えた義理じゃないんだが)
さて・・・当日(11/6)ってのは、会社からは一応は休日の自己啓発(手当は無し)ってな扱いだった事もあり、おまけに到着時間が決められていたってワケでもないので、朝8時頃にノンビリ家を出て、駅でコーヒーなぞ飲んでいたら、新幹線に乗ったのも9時半頃だったなんて具合で、会場の中の自社のブース(会場の東端)に顔を出したのは、ギリギリ午前中に間に合ったといった時間。
そっから、自分がカタログ集めを担当した計測機器等が店を出してる西の端まではエラク距離があって、辿り着いた時には既にグロッキーだったので、メシでも喰おうと最寄の食堂に行ってみたら、こういった場所では御約束になっている大行列。
まぁ、それでも席を確保して、働いてる人間を脇目に、昼間っから「俺は休日なんだ」と弁解しつつワインなんぞ飲んで(働いている仲間に対してザマーミロとまでは思わなかったが・・・苦笑)、「高い」わりには「こんなモンか?」といった昼メシをノンビリ食べ終る頃には少しは人心地もついたので、そんじゃ一発見学するかって会場に入ったら、結構ハマってしまいました。
所属部署の皆に回覧する為のカタログを山程抱えて自社のブースに戻り、控え室にある持ち帰り用の通箱(かよいばこ)にカタログを放り込んだ時点で時計を見たら、既に5時15分前やんけ。
予定では、カタログ集めなぞ早々(2時か3時)に終らせて、久しぶりに東京のアブナイ場所でもウォッチするつもりだったのに、会場を出て満員の「ゆりかもめ」で新橋に着いた頃には、ソコから山の手線を半周してくるなんて事は、体力の無い私には、疲労の為に考えただけでウンザリといった状態で、無理かと諦めるしかなかったのよ。
泊まって来れれば良かったんだけど・・・翌日(日曜日)地元の町内会(自治会)で主催する子供の「七五三」に、パート労働があって行けない妻の替わりに参加せんとのう・・・
その代わり、地元の私鉄(浜松〜浜北)の終電に間に合う迄は、新橋の駅周辺でノンビリしようと思って、良くドラマなんかにも出てくる(ココで紹介した「宮本から君へ」なんかでも山場シーンの舞台にもなった)JR新橋・烏森口前の周辺を、別に金を遣う遊びをするワケでもなく、ただフラフラしたり、休んだりしていました。
・・・なんか「新橋」って、ショボイ雰囲気が馴染むっていうか・・・好きだなぁ〜
(渋谷やら新宿って刺激は有るかもしれんが・・・疲れるし〜)
という事で、ことさら東京での余禄という程の事は何も無かったんだけど、変化の乏しい日常で(けっこう)事前に楽しみにしていた割には、その結果に然程は残念だと思わなかったって事に、自分でも驚いたりしました。
むしろ、(既に寝ている)妻だの子供だのという「家族」の所へ、早く帰りたいなんて感じる程には、常日頃は薄っぺらでチンピラな態度で強がっている自分にとっても、少しは「家族」が大事だと思っておるらしい・・・(大笑)
翌日の「七五三」も、私自身にとっては未経験の風習に触れる事ができたという意味で、面白いというか・・・珍しい見世物といった感じで、それなりに楽しめたので良かったのではないかい・・・オレ?
(毎度の事なんでしょうが・・・挨拶に来た某保守系市会議員は、とても挨拶が長くウザかったけど・・・議員の仕事とは「七五三」で挨拶をする事なのか〜?)
まぁ人の事など言う前に、更に翌日(月曜日=昨日)に、運転免許の再取得の為の試験に、再度オッコチたってのは、週末に楽しみ過ぎたツケが回ってきただけの、まぁ御愛嬌という事で・・・(木っ端微塵)
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(オマケの記事)
【作品名】雨の街を
【作者or監督】荒井由美
【出版社or配給】アルファミュージック(1973当時・・・現在は東芝EMI)
【ジャンル】音楽(流行歌)
【一言】
この曲は、どうも【私】にとっては、別格と言って良い1曲なんだと思います。
(まぁ感傷的な曲だって事で、そりゃ嫌う人も居るだろうが、私は好きなんだな・・・好きだってモンは仕方が無いよな)
この曲が私に与えた影響については、いつか何らかの形で・・・文章、もしくは別の創作手段によって表現をしたいと、ず〜っと考えてはいたのですが、才乏しく未だに出来ないといった所です。
ついでに公言しちまえば、私は彼女と同世代のミュージシャンである、中島みゆき様の曲も「大好き」なんで、ひょっとして同好の士からは(よく比較された2女史の両方が好きだと言うと)浮気者に見えるかもしれんが・・・やっぱり(あえて)歌手本人=松任谷(荒井)由美への、人格的な好き嫌いは別にしても、この曲(雨の街を)については良いと思ってしまうんだから仕方ね〜だろう。
他に彼女の曲としては、最近?だと「Hello! my friend」や「春よ、来い」も、一時期は連続再生で1日に数百回も聞いていたというイタイ過去もあったという程に、好きな曲なんだけど(いずれも1994年の曲)、テーマソング化してるって程じゃないもんな・・・
【補足】
ファースト・アルバムの「ひこうき雲」収録曲

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