2008/8/28 14:32
前回の記事「産まれて一万五千日目」で書いた、地域の自治会傘下の「本組連=旧若連」内で、責任者を降りる云々の話は無くなりなした。(続けて「お囃子班」にて責任を持ってやっていくっていう事です。)
ちょっと前回は愚痴っぽくなってしまって、反省をしています。
私が、守る事が出来るかどうか「不安」だった責任者としての約束というのは、実は何か問題が起きたときに自分一人で背負い込むのではなくて、必ず皆の意見を聞いたりして都度解決に当たるという、出来て当然の簡単な事だったのですが、どうも心理的に不安定な部分があって、一種のパニック状態に陥ると、人の言う事を聞く事が普段以上に下手糞になってしまう様です。(この年になっても私は…苦笑)
人間関係一般が不得意なのは、実は(自分の子供を始めとした)他の誰でもなく、私自身の問題だと痛感した次第なんですが、もう社会人として長年やっている以上は、その事の結果自分自身で引受けていくしかないので、それは仕方ない事としても、私の遺伝子のせいで自分の息子も同じ道(もしくはもっと大変な道)を進むのだろうかと思うと、非常に心配です。
近年では、私の様に対人関係における発達に顕著な問題のある人に対して、医師からアスペルガー症候群という、知的障害の伴わない自閉症の一種として診断される事も多い様なのですが、その前に…卵が先か鶏が先かという様な問題ではありますが、私の鬱病の薬代も馬鹿にならないという経済的な問題もあって、これはいつか解決したいなと思っております。
(もう薬も3年以上続けてますが…いつか)
今日は、4週間に一度、精神科医に行く日なので、有給休暇を半日分だけ使って、家に帰って来たのですが、少し時間が空いたのでブログに先日の鬱記事の顛末でも書いておこうと思った次第です。
まぁ、義務感だけだろうが、または好きでやっているのであろうが、仕事は何とか出力できていはするので、まぁ元気と言っても良いのではないでしょうか?
(自分でも良く解りませんが多分)

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投稿者:管理人(
こんにちは。そして始めまして、さくらさん。
コメントりがとうございます。
御返事が遅れた事については最新の記事で書いた様な事情で、申し訳ありませんでした。
>伊賀さんがアスペ二次障害うつなのかはわからないですが
私も解りません。私が通っている精神科の医師も、そこのところについては、はっきりとは言いません。
確かな事は、これが自分であり、これからも寿命が尽きるまでは自分につきあっていかねばならない以上、よりよくなる方向で努力した方が良いだろうと言う事です。
> お子さんも、もし心配だったら専門医に診せたほうがいいかもしれませんよ。今は療育も充実してきています。
ありがとうございます。息子は現在9歳ですが、5歳の頃に既にアスペルガーとの診断を受けて、定期的に検診を受けてますが、知的には遅れは無いという事で、普通学級に通ってます。(将来は解りませんが)
息子に関しては、けっこう楽観的で、ひょっとしたら?大物になるやもと、親馬鹿ぶりを発揮しています。
投稿者:さくら
初めまして。アスペルガーで検索してきました。
私は息子がADHDと診断されています。子育ての過程でよく思ったのは、誰でも多少は発達障害的な要素を持って生きているということです。
(それが強いか弱いかで)
近所にも、「この子は傾向があるな」という子どもは多いですよ。男の子に多いかな。10人に1人くらいは何かを持っていると感じますよ。
成人ADHDの場合は、子どものころそのような概念はなく教育的配慮もされず、いじめの対象になったりして、大人になってもうつや人格障害などの二次障害に苦しむ人も多いのです。
幼いころにいじめや虐待を長期間経験した子どもは成長過程で脳の中の海馬が小さかったり前頭葉の働きが悪くなったりするそうです。こうなると、一生その子どもはうつなどの症状に苦しむことになるのかもしれません。
少なくとも子どもたちには、いじめなどで深く傷ついてしまわないように、親として全力で子どもを守る必要があります。。
伊賀さんがアスペ二次障害うつなのかはわからないですが、自分のいいところもみとめながら、苦しい人生少しでも楽しく生きていきましょうよ!
お子さんも、もし心配だったら専門医に診せたほうがいいかもしれませんよ。今は療育も充実してきています。
投稿者:o
こんにちは
>なんとなく感じる場の雰囲気やら、暗黙の了解という、集団の中での共通理解というものを、自分なりの分析やら理屈を抜きに「直感的に」感じる事が、どうも私の場合は子供の頃から、不得手な様です。
そういう「アスペルガー症候群」の一種だと自分で言っている方は、私の仕事仲間にも一人いますが、せいぜい今風で言う「KY」的な傾向が若干強いという程度であり、何の問題も私は感じませんでした。だいたい、今は「KY」とか言って、昔だったら許されていた事が妙な「同調圧力」で封殺される空気も強くなっている気がするのですが、一方で価値観の多様化とかグローバル化によるアイデンティティの喪失とかが言われている一方で、この「強ばり」は何?という感じですね。
>出世に努力を傾けるという選択肢も、あながち間違いという訳では無いのでしょうが、まぁ向き不向きもありますし、それを判断するのは自分自身よりも周囲の人間という面もあるのですが、与えられた場所でベストを尽くせたらと思い、頑張りたいと思います。
そうですね、私なども気質的には、「5時から男」的な生き方が性に合っていて、あまり職場内での付き合いなどは好まないのですが、そうやっていると、私の立場で主張すべき事を代替してくれる人が他にいない事もあり、それは職場的にも社会的にも良くないという事になると、やはり「出世に努力を傾けるという選択肢」も全く無視するわけにはいかない、という気がしてきています。とはいえ、自分のキャパとペースを超えてやるのはコンディションを崩す元ですので、どこまでやれるのかという事を常に注意してやっていかないと、という感じですね。
つづきです…
> 最近は人間関係の形成力の高い人が高い地位と収入を得られる傾向
会社でも人事部主催で、監督職研修などというものがあって、リーダーシップの有り方だとか、マネージメントの基礎としての「人間関係」の捉え方などが、私ぐらいの年(そろそろ課長)の社員を対象に開催されたりしますが、会社という大きな組織の中で少しでも「良い仕事」を目指すとなると、出世に努力を傾けるという選択肢も、あながち間違いという訳では無いのでしょうが、まぁ向き不向きもありますし、それを判断するのは自分自身よりも周囲の人間という面もあるのですが、与えられた場所でベストを尽くせたらと思い、頑張りたいと思います。
> ちゃんと出勤もして、生活も出来ている
最も負荷が集中して、一時はそれも危うかった事を思えば、今など天国に居るようなものだと、改めて思いました。(もちろん、もっと自分なりの高みを目指したいとは思っていますが)
波はありますが、御互いそれを、乗り越え続けていきたいものですね。
こんな記事にもレスして下さり、ありがとう御座いました。
PS.
総理が辞職し選挙も近そうですが、皆が各々自分自身のベターを目指した結果が、社会の変化にも繋がっていくのでしょうね。日常活動は政治にまでつながっているという事を、何となく感じます。
小田さん(ですよね?)、こんばんは。
> お誕生日おめでとうございます
ありがとうございます。
まだまだ、人生半分で「これからだ」という気持ちで、これからも事に臨んでいきたいと思います。
> 「人間関係」は一番、難しいですよね。私も苦手ですし、人に相談する事も得意ではありません。
なんとなく感じる場の雰囲気やら、暗黙の了解という、集団の中での共通理解というものを、自分なりの分析やら理屈を抜きに「直感的に」感じる事が、どうも私の場合は子供の頃から、不得手な様です。
幸いにも知的障害を伴わない先天的自閉症的傾向である「アスペルガー症候群」の場合、年齢に伴って経験やら知的な分析といった努力により、ある程度「人間関係」を補っていけるので、従来自閉症といえば典型的とされた知的障害を併せ持ったカナータイプの方々に比べれば恵まれているのは確かであり、今の自分に対して、今更不満などはありません。(得手不得手も含めて、これが自分だと云う事で…誰にでもある事の一種でしょう)
> ヴォランタリーな活動は重荷に感ずるようであればやらない方がいいと開き直ったお陰で、だいぶ楽になりました。
ご助言、ありがとうございます。
中途半端な田舎である私の居住地域の場合、地域の自治会・町内会活動というのは、ヴォランタリーな活動と義務的全員参加活動の中間ぐらいでして、特に子供が学齢期の場合だと、地域の自治会・町内会活動の傘下には地域の子供会やらPTAなども入っていて、子供同士の人間関係があると、親同士も傘下の活動には無縁で居られ難いという面もあって、それは特にアパート・マンション等ではない一戸建の場合は尚更だったりします。
これも自分で選んだ事ですから、どうせなら楽しみたいと、できるだけ「重荷」にならぬ様に、力をセーブしながらも頑張っています。
(今日も「御囃子」の練習日だったのですが、毎年は揉める班分けも上手くいき、泣いてしまう子供も居なくて、安堵しています)
投稿者:o
こんにちは。
だいぶ遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます。
「人間関係」は一番、難しいですよね。私も苦手ですし、人に相談する事も得意ではありません。伊賀さんが通院されているという話は前から拝読していましたが、事情が良く解らないので何も言えずにおりました。
自治会等の役わりというのは、人間関係が苦手な人には重荷ですよね。あまり責任を背負い込みすぎずに完璧主義にならずにやるのがベストなのでしょうが、それが出来ない性格だからこそ、重荷なのでしょうし・・・。ただ、あとで破綻すると他の人にも結局、迷惑がかかるという経験をしたことがあり、それ以降、自信ないな、と思ったときには絶対引き受けないようにし、それで楽になりました。仕事だったら、やりたくない事でも任命されたら何とかやらなきゃ、という風にせざるを得ませんし、持ち回りの役割も廻ってきたら引き受けざるを得ませんが、ヴォランタリーな活動は重荷に感ずるようであればやらない方がいいと開き直ったお陰で、だいぶ楽になりました。
最近は人間関係の形成力の高い人が高い地位と収入を得られる傾向がますます高くなっていますので、その種の能力に乏しい人間にとってはつらい時代ですが、自分のあるがままを引き受けて生きていくしかないわけですし、したくない努力はしない方がいい。ちゃんと出勤もして、生活も出来ているのですから、それで十分ではないでしょうか?