先週の部活をふりかえってみます。
<一局目>先手番
相矢倉模様から対急戦矢倉になった棋譜
19手目▲77銀が早すぎましたか。対右四間用の形にするまでに手損をしすぎて33手目▲37桂馬に△53銀とちからをためられたところではすでに敗勢。以下▲65歩からずっと耐える展開。49手目▲58歩がわをかけて悪手。△56歩を▲同金ととれていたはずなのだがなぜかとれないと錯覚して受けていた・・・orz。
しかし猛攻のさなかの58手目△55歩打ちが悪手だったか、
▲45金とでることができて、死にそうだった金と右桂馬がいっきに捌けた。ここでなんとなく形勢持ち直しを実感。しかも△47成桂馬の副産物で急所の▲42歩打ちが何度もきくことになった。▲42歩うちをきかせたあとの67手目▲74歩が好手。次の▲73歩成りがはいる形になるように指せばというわかりやすい展開に。
73手目▲64金打ち〜▲73歩成りで形勢逆転。
以下飛車をとっての再度の▲42歩打ちが決めて。
93手で勝ちとなりました。
序盤から中盤の自分のミスでわるくなりましたが、
「最後にミスをしたほうが負ける」という格言どおりの結果でした。
<二局目>先手番。
袖飛車に中飛車作戦で挑んだ棋譜
いきなりの△74歩に熱くなって、▲66角とでたがこれが結果的に悪手。いきなり55歩をとられての一歩損で苦しくなった。以下ツノ銀中飛車気味のかまえから粘りにでるが、単に粘っただけ・・・orz
110手目△45桂馬が好手の決め手。
116手で負けとなりました。
実質14手目でおわってしまった将棋を
えんえんとねばってみせるくそ根性をご覧ください
<三局目>先手番。部活内で部活外の人との交流将棋(vs R1507)
居飛車左美濃で石田流に対抗した棋譜
33手目▲55銀までは居飛車急戦調の将棋だが、△43歩とうけられてみると後続の攻めがみえない。ここから第2次駒組みに。手順に金銀4枚を自陣に寄せて、端攻めも見せることができる展開になって内心しめしめ(笑。△45銀からの攻めにうまく対応できて飛車桂馬がさばけたところではいい勝負か。
82手目△46歩をみて狙いの端攻めへ。
端と玉頭をからめて飛車のうちおろしで完璧な攻めかとおもったが相手の粘りが強力。117手目▲33桂馬成りに△57銀成りとなったところでは攻守交替で負けを覚悟。しかしこちらも負けじと粘りにでて、竜と馬の差し違えから129手目▲34角が勝負手。金取りとみせて本命は45の桂馬をとりが狙い。
それが実現して137手目▲76桂馬打ち〜147手目▲53金でほぼ必死か。自玉の詰みはよみきれてないがほぼ勝ったという確信があった。しかし、相手の王手ラッシュの、154手目△78金に155手目▲同銀が敗着。ここで▲97玉なら際どく詰まず勝ちだった。しかし▲同銀だったため、158手目△79角打ちで頓死・・・

158手で負けました。
実は最後の△79角打ちがまったくみえてませんでした、はい。
<四局目>先手番。
向かい飛車穴熊に居飛車左美濃で挑んだ棋譜
向かい飛車に飛車交換を避けないために左美濃で対抗。27手目に▲65歩と首尾よく位をとってまあ満足か。しかし相手も穴熊のため油断はできない。39手目▲45歩に△33角が大錯覚だったらしい。41手目にこちらから角交換して43手目▲44角打ちで有利になった。
49手目▲77馬で自陣を安全にしてからの竜はいりで先に桂馬香車を拾ったのが大きい。急所の6筋、8筋から猛攻。107手目竜を逃げずに▲61歩成りが決め手。こちらは自陣が堅く竜をうしなっても寄らない。後手も△27角打ちから粘りにでるが、以下順当に寄せた・・・
といいたいところでしたが、終盤寄せで▲91角打ちをいれていればもっと早くよっていたらしい・・・まったく見えてませんでした。それでもなんとか優勢だったのが幸いして、129手で勝ちとなりました。
終盤寄せの不手際は反省です・・・。
<五局目>後手番。部活内で部活外の人と交流将棋(vs R1510)
四間飛車に後手急戦をくらわせてやるぜ!という棋譜
32手目△66歩に▲88飛車となって作戦勝ちを実感。
47手目▲62角成りからあばれてくるのをきっちりうけとめて問題なし。
82手で勝ちとなりました。
最後は入玉をめざしたほうがわかりやすかったかもしれないらしいです。
<六局目>後手番。
気合で横歩と取りにいって危なくなった棋譜
先手番65角戦法といった出だしから対応をミスして
40手目△83角としても負けを確信。あとはいやみに指すだけ・・
かとおもっていたら47手目▲61竜が大錯覚。
角がきいているのをみおとしていたらしく形勢逆転。
58手目に急所△56歩〜△57歩がはいってはっきり優勢になり、
78手で勝ちになりました。
将棋としては大反省の一局です。
今週は4勝2敗。
偶然勝ちになった将棋が多く、反省、反省です・・・。

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