おととい『ブロードウェイ♪ブロードウェイ〜コーラスラインにかける夢〜』というドキュメンタリー映画を観てきました。
歌劇『コーラスライン』のオーディションに挑む役者達と演出家を描いた、映画化もされた有名な作品あるんです。
クリエイターの側面を描くところが凄く斬新で、それは私も以前DVDで観ました。
この映画はさらにその舞台に挑む役者達のオーディションをドキュメンタリーとして構成した映画なんです。
上手く内容が伝えられないのですが、それはそこまで重要ではありません。
ズシリときたのは、リアルに映し出されるオーディションに賭ける役者達の姿勢です。
私みたいな役者としてこれから頑張らな…という人間には必要不可欠なハングリーさが観てて随所に映されてるんです。
もう最初から最後まで役者の意気込みや審査員達、演出家の熱い言葉がダイレクトにアタクシに届いてくるもんですから、勉強になるどころか、この映画が自分自身を見直す機会になってしまいました。
役者は役の心を自分を駆使して表現する職業なわけで、それゆえ普段から他人を尊重し、自らを律して紳士に役に向き合わなければいけないんだなと改めて思い知りました。
…我ながら驚くくらいガチガチした感想になりましたが、
簡単に感想を言わせてもらうと、
「沖田、頑張らないといけないぞ!甘かないぞ!わかってんのか!」
とイッタいビンタをもらえた映画でありました。
映画館名は忘れましたが、渋谷のBunkamuraの6階で観ました。毎週日曜の最終回は特別に1000 円で観られるようです。機会があれば是非。役者に限らず必見です。

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