最近ジワジワと話題の、広島交響楽団のクラリネット奏者、
高尾哲也氏製作のオリジナルリガチャー。
これは最近ヤフオクで手に入れました。

高尾氏と色々と連絡を取り合い、アルトメタル用とラバー用の2つを送ってもらいました。1.8mmの銅線にピンクゴールドがかかっています。
巻き方や太さも色々オーダーに応じてくれるらしく、ユニーク、シンプル、フレキシブルと3拍子揃ったリガチャーです。

うちのマウスピースたちに装着するとこんな感じ。

ルックスも余分な機構(ネジとか)のないシンプルさがかえって現代的な雰囲気を醸し出していていい感じです。
ドイツクラリネットのヒモ巻きを金属にした感じでしょうか?
音色の方は、非常に豊かでふくよかな感じになり、ややタイト目なうちのインナータイプや現在試験中のメタルにかなりマッチします。
吹奏感は口当たりが太くなる感じで、ハイバッフルでも低音、サブトーンが楽に出て、ざらざらした感じの無いナチュラルな吹き心地です。
リードを押さえ込んで音をまとめるタイプではなく、細かいリードの振動まで殺さずに響きを増やすという面白いコンセプトだと思います。
仕上げも他にゴールドとロジウムがあるので、今度は違うタイプをオーダーしてみよっと!

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