6/24(sun)のお客様は
近藤淳様&智子様。

いつも大量に楽器を持って来られる淳様ですが、今回はなんとテナーだけに絞ってじっくり製作!
そうです!メタルです!

いつもの様にバッフルの高い状態から少しずつ削り出していきます。
やはりテナーは魅惑の低音!
特にサブトーンだけでなく、もちろんリアルトーンでしっかりと反応良く、しかもどんなダイナミクスレンジでも下の音が当たるって事がものすごく重要です。意外とこの辺をバッチリとクリアしているセッティングって見つけるのが難しかったりします。
チェンバーが広ければ低音域が出易いかというとそうでもないので、この辺のバランス取りがオーダーメイドの醍醐味ですね!いや〜勉強になります!

そして出来上がった淳様モデル!
これで第一段階終了といったところでしょうか。
内部形状は淳様のアルトがそのまま大きくなったかのような、非常に微妙かつ滑らかな形。
この後現場でテストの後に微調整、で、メッキはするかどうかまだ決めてません。インレイもどうしましょうかね?

淳様、智子様、今回もありがとうございました。

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