やっと落ち着き気味の自分用マウスピースの解説なんかしちゃったりして。

中身も見たいですか?
お客様のマウスピースの内部形状は、他人の内臓見せる様なものなので、最近は特に載せていませんが、僕のとオヤジのはサンプル的意味合いもあるので載せちゃいます。
ちなみに、お客様のマウスピースとは全然違うし、ウチのマウスピースには、ホントに決まった形が無い位なのであくまでも1例として見てやって下さい。
まずは、アルトの新旧比較。

奥が旧メインで黒アクリル・アルミ青銅インナー、手前が新メインの黒アクリル・洋白インナー。旧メインは昔の
ライブレポ見ると2007年の春頃から使ってたみたいですね。結構長かった。でもまだまだ現役です!
ティップ・オープニングは両方とも2.3mmで、現行メイヤーで言うと9相当、セルマーのFとGの間って感じですね。アメリカ的表記で90ってところ。ポピュラーなサイズからは幾分開き気味です。ちなみに、今使用中のリードはLa VozのMedで、他のメーカーだと2半クラスのリードが合うのかな〜?という感じ。
新メインの内部形状その1

自分に丁度良く、深くなく浅くなくってのが狙いですかね。
旧メインの内部形状その1

バッフル2段目の落ち具合が新作とだいぶ違います。
レールは度重なる改修の末に外側が広くなっているのでエラい太い感じ!(笑)ティップも少し欠けちゃってます。いやーん!
新メインの内部形状その2

だいたいこういうのは写真じゃ良く分からないもんなんですが、結構チェンバーは大きめです。テナーでよくある感じのマウスピースみたいな雰囲気もあるかもですね〜。
旧メインの内部形状その2

ほぼ似た様なスタイルとサイズなのですが、インナーの長さ等、色々と模索している過渡期の作品っぽい感じですね。
まあ、自分用なんで仕上げは実用本位って感じです。
写真では結構浅めに見えますが、実際は現行の他のメーカーのポピュラーなモノと比べても意外と大きいかもしれません。特にチェンバーは割と早めに大きくなってますね。写真じゃ音は分からないし!
バリトンの内部形状

エボナイト・リン青銅インナーです。
後は、磨いて終わりって感じなんですが、アルトと結構似てます。写真じゃ分かり辛いですが、設計で違うのはサイドウォールを掘ってない位ですね。バッフル2段目も割と凹んでます。ガッポリ掘ってキツくなるの怖い!ちなみにオープニングは3.05mm位にしてあるはずで120ってところです。現行オットーリンクの8と8*の間って感じ。リードはバンドレンの赤Java3かZZ3で、色々試し中。
テナーの内部形状その1

これまたアルトとソックリっていうか、コッチの方が先にこういう形だった様な・・・
オープニングは色々と彷徨ったあげく2.95mmってところで115かな。現行オットーリンクの8*と9の間位。もうメッキしちゃったからいじりません!!リードはバンドレンのV16,ZZの3ほか。
テナーの内部形状その2

割とガッポリいってますよん。ちなみに写真で見るよりも仕上がりはシャープ!なんですっ!レールが太く見えちゃってヤダな〜!
ソプラノの内部形状

これもまた他のやつらと似てますね〜。
まだまだ途中なのです。
色々と改修中!
あ〜しかし、こういう写真載せると「なんだ、結構ハイバッフルじゃん!」とか思われちゃうかもな〜。
良いデジカメ買ったら撮り直そう!!!

つーわけで!


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