10月半ばから11月頭にかけてコツコツと作っていたマウスピース。

ジュニアヘビー(当社比)のテナーと、ソプラノのメタル。
直接ウチまで来られない方のご相談にもバッチリ乗りますよ!
というわけで、今回は東北在住の方のオーダー品です。
メールや電話でやり取りをしつつ、やはり一番我々も参考になるのは吹いている人の実際の音なので、今回ももちろんご本人の音源を送ってもらってイメージを練りつつジックリと作らせてもらいました。
普段、オーダー品の内部形状の写真はこのブログに載せないのですが、今回のは相当印象深い製作だったのと、かなりオーソドックス寄りな形状だったので、ちょっとだけ・・・
ソプラノちゃん。

写真では光の加減で結構ハイバッフルに見えますが、結構深め。
テナーさま。

ほぼ王道を踏襲しつつって感じですが、今までのノウハウ総動員してます!
実は、テナーはコレの他に3本違うタイプのほぼ完成しているモノをお送りしたのですが、お客様はバッチリ本命に着地されて、我々思わずガッツポーズでした。(笑)よっしゃ!
やはりポイントは、お客様のお使いのリードと同じモノを仕入れて、ひたすら試奏・調整するって事なんですね〜。
オープニングは◯番で、◯◯のマウスピースみたく→ハイ出来ました!というワケには行きません。もちろん、当初の打ち合わせで大筋は決めてかかるのですが、僕とオヤジで吹きまくって納得の行く出来になってからでないと出荷しません!特に、直接こちらまでお越し頂けない方からのオーダーの場合は、「ああ、コレはスゴく良い出来だから、売れないで返ってくると良いな〜」って位まで煮詰めます。
今回は「コルトレーンみたく!」というご要望があったのですが、そういうイメージは非常に参考になりますし、お客様が吹いている音と聴き比べて、なるほど、そうしたいのか〜!という熱いモノが伝わってきたりして、すごく僕らも気合いが入りますね〜!
モノをお送りしてすぐ、嬉しいメールを頂きました!やった〜!!
いや〜楽しい製作でした!
T様、ありがとうございました!
実際吹いてる写真は、今度いらっしゃった時に撮らせて下さいませ。

3