今期POGの指名馬振り返りをしたいと思います。まずは、ブルーターフでの指名馬です。昨年まで、ステイゴールド産駒にはかなり痛い目に遭ってきました。指名した馬がことごとく走らない。基本的に、ステゴ産駒は一発長打タイプで安定性に欠けるので、ドラフトが2回に分かれていて、重賞2着までポイント加算されるブルタフルールでは、指名するにはかなりリスクの高い種牡馬です。このため、今期はステゴ産駒は指名しない、また、その子オルフェーヴルも恐らく父とタイプは同じで初年度ということもあり、指名を見送る方針としました。
1位 フラットレー
昨年度は牡馬も牝馬も藤沢厩舎が大当たりでした。今年もクラブ馬を中心にいい馬が揃っており、昔は馬優先主義で全然使ってくれないイメージがありましたが、クラブ主導の今では、普通に使ってくれます。1位をクジで外すと、前年準優勝の自分は外れ1位指名が不利になるので、誰がどの馬を指名しそうかを読んで、なるべく一本釣りできそうな馬を選ぼうということで、この馬を指名しました。キムラマ氏と競合してしまい焦りましたが、何とか無事に当たりクジを引くことができました。順調でデビューが早そうということと、同厩のレイエンダに勝るとも劣らない力がありそうということでの指名です。
2位 スターリーステージ
1位は牡馬、2位は牝馬を指名しようと決めていました。牝馬ではこの馬の評判が良く、誰かが1位か2位で指名するのではないか、特に以前全兄ミッキーアイルを持っていたヨハン氏がこの順位で指名して、くじ引きになる覚悟をしていましたが、無事に一本釣りすることができました。とりあえず1位・2位は予定通りです。
3位 ヴェルテアシャフト
1位がハーツクライ牡馬なので、ディープの牡馬の中で期待できる馬ということで指名しました。全兄ジークカイザーは2連勝して故障離脱してしまいましたが、1つ上のハーツクライ産駒「ヨシダ」もアメリカで勝利してベルモントダービーに出る予定ということで、順調ならこの馬も重賞戦線で活躍できる力はあると思っています。
4位 ステルヴィオ
まだ残っている大物を指名するか、早期デビュー馬を指名するか迷い、後者を選択しました。ロードカナロア産駒は晩成タイプに出るのでは?という不安もありましたが、この馬は順調で開幕週から使ってくるくらいなので、その心配はないだろうと指名しまいた。目論見通り1勝できたので、とりあえずホッとしています。
5位 ファストアプローチ
藤沢厩舎から2頭目の指名です。この馬も開幕週か2週目のデビューということで、早期からの活躍を期待しましたが、新馬戦は4着。放牧に出されて次走は札幌予定と、ちょっとダメな藤沢厩舎のパターンに陥りかけているのが気がかりですが、少なくとも未勝利で終わることはないと思います。
6位 リバティハイツ
昨年はハーツクライ産駒のディヴァインハイツを指名していました。新馬勝ちを決めてくれたものの、いきなり重賞挑戦・大敗して離脱と、ちょっと物足りない結果に終わってしまいました。この馬は今のところ順調ということと、高野厩舎の手腕に期待ということで指名しました。
中盤から下位指名は別記事で掲載します。

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