ぱふ☆ぱふの敗れて目覚める！

　昔はかなりやせていた。アバラが浮き出て、見るからにひ弱くんだった。いくら食べても太らない。だから好きな物を好きなだけ食べていた。それでも太らなかった。

　３０代に突入し、みるみる太りはじめた。それでもやっと普通の人並みの体型だったから、ちょうどいいと思って気にしていなかった。

　ところが。周囲から「太ったんじゃないか？」と言われ、たまたま仕事で中学卒業以来に会った同級生から「昔と全然違うから、名刺もらっても誰だかわからなかったよ」とも言われ、さらに風呂上がりの自分の裸体をカガミで見て唖然ボー然！自分がイメージしていた自分の姿とはかけ離れた自分の真の姿がそこにあった。

　「これはイカン！」と思い、キングス・ブート・キャンプに入隊！最近トレーニングに励んでいる剛腕キングに鍛えてもらうことにした。

　普段運動してない人がいきなり激しい運動をするのはムリがあるということで、まずはプールをウォーキングする事になった。最初は「ただプールの中を歩くだけだろ？」と軽く見ていたのだが、これが結構キツい。ゼイゼイ言いながらプールの中を歩いていると、まるでプール調教されている競走馬にでもなった気分だが、２５ｍプールを２０分間、いろいろな歩き方で往復して１セット。間に休憩を挟んでとりあえず３セットやり遂げた（キングは普段５セットやるという事だが）。

　ムダ肉をそぎ落とし、軽やかなステップを取り戻すため、しばらくはプール通いを続けようと思う。