カミさんがサイフを落としました。近所の衣料店へ行き、カミさんが会計しようとしたら、上着の外ポケットに入れていたサイフがないのに気づきました。家を出る時に確かにポケットに入れ、車で衣料店まで来たので、落とすとすれば車の中、衣料店の店内か駐車場ということになります。車を探したけれどもナシ。店内や駐車場を見てもナシ。ということで、仕方なく交番へ行き、紛失届を出しました。
と、ここまでは先月の話。もうサイフは出てこないとあきらめていた所、なんとサイフが見つかったとの電話があったのです。その電話は警察からではなく、意外にも市内にある某フロ屋からでした。
電話によると、フロ屋の駐車場にサイフが落ちていたのをお客さんが見つけて、カウンターに届けてくれたのだそうです。カミさんはサイフに私の名刺を入れていたのですが、店の人はその名刺を見て私の職場に電話したということでした。
カミさんがサイフを取りに行き、中身を確認したところ、お札・小銭とカネはすべて抜かれていたものの、保険証から電機店のポイントカードやスーパーの商品券まで、カード類はすべてありました。
サイフの落ちていた場所はサイフを紛失したと思われる場所からはかなり離れていますし、当然そこには行っていません。なので、衣料店で落としたサイフを誰かが拾ったか、あるいはカミさんのポケットからスリ取って、カネを抜いてサイフをフロ屋の駐車場に捨てた、と考えられるでしょう。
それにしても、1万数千円のカネが取られただけで、カード類一切が手元に戻ったのは幸いでした。カミさんは「このサイフは今までも何回かなくしたけど、必ず戻ってきていた。今回はダメだと思ったけど、また戻ってくるなんて・・・」と驚いていましたが、オレはそんなに何回もなくしていた事に驚きました・・・。いずれにしても、貴重品の管理には十分気をつけましょう。

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