内申書制度の廃止を求めます

ご訪問ありがとうございます。書くことの好きな主婦です。

「勇気」

平和なときに
「戦争反対！」と言うのはやさしい
みんなが同じことを言うから

戦争が始まりそうなときに
「戦争反対！」と言うのはちょっと難しい
味方があまりいなくなるから

戦争が始まってしまったら
「戦争反対！」と言うのはとても難しい
ひとりぼっちになる覚悟がいるから

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2006/7/30

「Sへ」　　詩・短歌

　
夏が来て
またあなたのことを想っています
今日はとびきり空が青くて
ランタナの赤い花びらが陽ざしをきらきら映しています

あなたの国のジャングルに茂っていると聞いてから
ランタナはあなたの花になったのですよ

遠い海のずっと向こうの
太陽の国で生まれたあなたと
この町でめぐりあえたのは
ほんとうに奇跡でした

私たち
出会ってすぐに
姉妹のようにうちとけて
時を惜しんでおしゃべりをして
少女のように笑いましたね

太陽の国で生まれると
太陽みたいな人になるのか
あなたは大らかであったかで
心の扉はあけっぱなしで出入り自由

いっしょにいると
あっという間に時間が過ぎて

もう忘れかけていた至福
思ったままを言葉にできる幸せが
心にしみていきました

なつかしいふるさとに似た明るい国に旅立つ前
あなたは数年で戻ってくると言ったけれど
私はもう戻ってこないような気がしていました
その方がいいと思っていました

悲しいけれどこの国は
あなたたちには暮らしづらくなる一方だから

そしてほんとにそのとおりになりましたね

いつかまた
お互いおばあさんになった頃にでも
会える日がくるでしょうか

光あふれる美しい海辺の街で
あなたたちの幸せがいつまでも続きますように

遠くから心から祈っています

投稿者: さき

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投稿者：さき

2006/8/1 8：32

ペシミさん、おはようございます。
拙い詩を読んでくださり、暖かいコメントをくださって、本当にありがとうございます。

もうずっと書いていなかったのですが、最近は自分のバランスを保っていることが難しくなってきました。いくつかの国にいる友人たちは、みなごく普通の人たちです。家族や友人たちの幸せを願い、ささやかな日常を生きている人たち。

だから戦争なんて望むはずがないのです。世界のほとんどの人たちはそういう人たちのはずです。そういう罪のない人たちがまるでゲームのように殺されていく毎日は耐え難いです。

自分の心に平和がなければ、平和は守れないと思っていますが、ともすると、バランスが崩れそうになります。私が私であるために、そういう毎日をぶれないものにしていくために、今は詩が必要のようです。

お好きでない方もいらっしゃると思うので、心苦しいのですが、自分のために時折掲載させていただこうと思います。

http://blue.ap.teacup.com/paletoutseul/

投稿者：ペシミ

2006/7/31 18：39

>悲しいけれどこの国は
きれいな詩ですね。心に沁みました。
私、詩才はさっぱりのようです。ロクな物が書けま
せん。あははは。
これからも素敵な詩の掲載、楽しみにしておりま
す。