福山復興土地区画整理施工区域図(21年10月)を見ると、港町二丁目、王子町一丁目に隣接する手城西組(現手城町一丁目)の境には民家の密集地がある。そのうちの三箇所が焼失している。区画整理図には、千間土手西から三叉に分かれて王子神社の下に向かう道路と、港町の北東角に突き当たる道路や水路があったように見える。波線が水路、破線は大八車の通る程度の農道だったと思われる。
手城西組-前原病院前


手城町一丁目3に凸字状の焼失箇所がある。デイケアの送迎車を待っていたMさんは、
「前原病院の前の新しい病棟があるところが焼けました。うちの前の川沿いも軒並み焼けたんです」と当時を語った。西組はその焼失箇所の形状から、東西南北、少なくとも2回は空爆を受けている。軍事的には何もない水路沿いの民家密集地だった。〆(..)para1002n(ぱら仙人)


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