私はテトリスがチョー苦手だ。降ってくる形を見ながら瞬時に向きを考えてぴったり填(は)める。縦のものを横にしたり逆様にしたり、立体テトリスがあったりすると、もう絶対ムリ!
ということで簀子(すのこ)を3方向から噛み合わせて倒れないようにする。このイメージを図面に引けなかったので、現物で何度も確かめるのにとてつもなく時間がかかった。昨日3時ごろやっと完成。18日(木曜日)から始めて、6日かかった。
その間に鉋の刃は2度研いだ。きっちり研いだらサンドペーパで仕上げをする必要が無いほどつるつるに鉋掛けができるようになった。初めはズシュッと雑音交じりの音だったが、ヒシュ〜と滑らかな音になって、鉋屑もきれいに出てくるようになった。
やっぱり道具の養生が一番大事なのだった。
上下の噛み合わせイメージ作り


イメージが涌かないなら現物で確認してみるしかない。
噛み合わせ箇所の裏側


(写真左)左サイドは背凭れを突き当てて上から押さえるだけですから、切込みを入れるだけ。支柱の頭を切って板と高さを揃えるだけ。上から被せて押さえる形です。
(写真右)問題は右サイド。まだ形が決まっていないので4枚目の横板は打ち付けていません。空箱で高さを合わせてイメージ作りです。背凭れと壁の隙間(臍穴=ほぞあな)に右サイド簀子の出っ張り板(臍=ほぞ)を押し込んで固定する形に決めました。臍は全部差し込みは難しいので、下の桟木と上の板(まだ打ち付けていない)だけが壁に当たる長さで、間の板は2cm7mm控えています。
現物合せ


(写真左)瓦桟は板より7mm厚いので背凭れの横板を7mm突き出して釘穴を開けます。取っ手付きの錐は上から押しながら片手で軽く回せるので楽です。
(写真右)棚や箱を支えにして釘を打つ前に組み立ててみました。
左右の噛み合わせ


支柱に臍の頭が当たらないように、2本の桟木の厚みも違いますから、臍の肩の高さも微調整です。両サイド簀子のレールと板の位置とぴったり合ったところで一本ずつ釘を打って仮止めです。材料は有り合わせ、倉庫や周囲にあるものの寄せ集めですから不揃いです。底の透板は両端の板より3mm厚いので、背凭れの中支柱は実際に平らな所で立ててみて微調整です。釘を三ケ所アングルに打って固定。
完成です

実際に押入れの中に取り付けてみました。ぴったりです。完成です。6日掛りました。現物をあてがいながら図面を引かずに作ったので、次回に技術的に進化して行きません。素人の哀しさです。三つの物がそれぞれ3方向から組み合う形をイメージするのは難しい。単純なパイプの組み合わせは模型を作って角度を確認したことはありましたが、今回は模型を使わず、現物であてがいながらの作業でした。こういうのが設計図面で記録に残せるといいだろうなと憧れます。〆(..)para1002n(ぱら仙人)

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