鞆鉄道(96) 高台
田尻港(広島県福山市田尻町)を見下ろす高台に古道がある。今は県道までの間に家が建て込んでいるが、嘗ては殆ど田畠で鉄道を見渡せた。その高台の古道に行ってみた。
田尻の高台から見た軽便鉄道沿線

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(1)小林ペットショップの前から斜めに県道を渡り、ナワチの階段辺りからS吉さん宅(斜めに向いた青い屋根の二階建て)を通って最初のカーブが始まります。
(2)田尻郵便局の裏です。郵便局の裏に今はO方さんの庭になっている土地を挟んで線路がありました。
(3)O方さんの玄関の柱辺りを通過します。
(4)畠の脇の倉庫を通って、畠の段差、柿木あたりが鉄道敷地を半分ずつ分け合った境界線です。
(5)畠の段差に沿ってS藤さんの門扉のところを通ります。
(6)倉庫からS藤さんまでの、柿木が並んでいる畠をもう一度引いた状態で見た様子です。
柿木が並んでいる畠の段差が軌道跡の位置

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段差は中央で線引きして鉄道用地に隣接している地権者が分け合い、西側が埋め立てて嵩上げしたために出來たもので、鉄道の盛り土跡ではありません。正に線路の中央です。
家が建て込んで見えにくくなっているので、軌道の緑線は上の方に浮かしてあります。次回はこのラインの真下に行ってみたいと思います。

para1002n(ぱら仙人)


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