二月三十日の出来事を収集しています。「二月三十日」
軽便鉄道(廃線跡)を捜し歩いています。「両備軽便鉄道」「鞆軽便鉄道」
中古地図と古写真を頼りに見えない線路、水路、道路、海岸線を訪ねて
現代の風景に蘇らせる実物大パズルです。
最新囲碁ソフトの実力比較テスト。
健康管理の散歩代わりにDIY軽作業。(para1002n)・・・★★★彡・・・
「高血圧に効く」
中国茶でボロもうけ
書類送検へ 業者と大手の雑誌社など
朝日新聞 社会面23頁 1978年4月8日(土)
静岡県警保安課と同県警富士宮署は、「高血圧に効く」など、医薬品として販売していた静岡県富士宮市の中国茶製造販売会社と、これを広告、販売取り次をした東京都内の雑誌社など18法人、30人を薬事法違反で近く静岡地検富士支部に書類送検する。
同署から書類送検されるのは、富士宮市山宮、「スターキング社」社長**pea〜瀬茂(49)、同社専務で妻の**pea〜子(44)東京都中央区京橋三丁目、「主婦と生活社」(**pea〜藤**pea〜介社長)など雑誌社10社。それに広告代理店の東京都港区西久保明舟町、「信和広告社」(**pea〜沢**pea〜一社長)など6社。中国茶を輸入した大阪市東住吉区今林町、「アイエフ商会」(**pea〜本佶社長)と中国茶を製造した同市城東区関目二丁目、「サンパック社」(**pea〜田照社長)。
同署の調べによると、スターキング社は、50年7月から52年7月まで13回にわたり、香港から中国茶60dを輸入、このうち約40dを加工して、「麗雲」「神殿」「蘭蘭王」「今日葉」の商品名をつけ、25万包製造した。
これらの商品を主婦と生活社などの雑誌に広告する一方、主婦と生活社、婦人生活社、主婦の友社、潮出版社、学校法人文化学園(雑誌「ミセス」出版)の5社に委託販売の取次ぎをしてもらい、約12万5千包(小売価格で2億6千万円)を全国の読者に販売していた。小売価格は1包2000円から3500円で、委託販売の手数料は12-40%支払われ、主婦と生活社は手数料だけで6千8百万円稼いでいた。また、中国茶の輸入原価は40dで2千768万円、これを医薬品として加工販売し、スターキング社は約1億円の利益を上げていた。