最強の囲碁CrazyStone優勝記念版に天頂の囲碁3が二子で挑戦します。第2回パソコン囲碁ソフト置き碁総当たり戦四国高知場所5日目第4局です。
ツケコシ切るべからずとは云うものの

相手がツケコシてきた場合、しっかり読んで、切らせても大丈夫と思って、捌きに來ているのだから、捌かせないように、切らないのが普通だった。囲碁格言に謂うところの「ツケコシ切るべからず」
だがしかし、右上隅の黒は生きているし、左辺の黒か、上辺の黒にはつながりそうだし、上辺に孤立することになる白は如何にも不安定。ここはなにがなんでも切るべしでしょう。
最強の解析では黒(天頂3)は20目以上優勢が続く

形勢判断は、人間なら局地戦が落ち着いた状況を想定して判断します。コンピュータに流動的な状況で、一手ごとに何目有利とか不利とか判定させることは無理です。形が一段落するまでは、暫定的と考えるべきでしょう。ところが、最強は一手ごとの評価に揺れ幅がありません。うまい解決方法を見つけているようです。この評価値の安定感が強さの秘密かもしれません。
天頂も瞬間的には最強と同じ形勢判断

白101のツケコシに対しては偶々同じ黒21目優勢の判断でしたが、天頂3は相手の着手に対しては評価値を出しません。形勢判断は1手打つごとに大きく変わり、±5〜10目、30目以上行ったり來たりすることもあります。
黒(天頂)は気持ちよく絞った

こんなに気持ちいいシボリが打てたら、もう碁は楽しくて仕方ないでしょう。上の二子をアタリにして切り取りを防ぐのかと思ったら、コンピュータはそんなケチなことはしませんでした。
白(最強)の不可解な自殺手

気持ちよく絞ったら、もう絞りかすなので何の未練もない。黒(天頂3)122にトンで上辺の白を大きく召し取りにかかった。
リーチの長いストレートが強烈に決まった瞬間です。
天頂(
12月12日訂正 最強)は何を思ったか、希望のない墓穴に首を突っ込んで立往生です。こんなことは人間なら絶対にやらないでしょう。どこに打っても負けが確定している状況では、まともな評価値がつけられなくて発狂してしまったようです。
早投げする天頂が投げなかったことも不思議です。(
12月12日訂正 勝っているのが天頂だから当たり前でした。ごめんなさい。)
旧版天頂3快勝

黒266アタリで手どまり終局です。黒(天頂3)79目勝ち。実践はその後も280手ダメも詰め合って、双方パスの自然終局まで行きました。
天頂が投了しなかったのが不思議でした。 (
12月12日訂正 勝っているのが天頂だから当たり前でした。ごめんなさい。)またやっちまった。よく間違えるんです。右左逆に書いたり、白黒逆だったり、おっちょこちょいの方向音痴です。実生活でもよくあります。思い込みが激しく、取り違えたまま突っ赱って後で気が付く。ほんとごめんなさい。
棋譜再生 第2回囲碁ソフト置き碁総当たり戦高知場所5日目第4局白東大関最強の囲碁CrazyStone優勝記念版 二子関脇旧版天頂の囲碁3 266手打ち切り黒75目勝ち1手平均思考時間最強18秒5/天頂43秒7

para1002n(ぱら仙人)
人気ブログランキング ←ワンクリックをよろしく!!

0