蚊は軽いので風があると飛べないとテレビで云っていた。丁度防虫スプレーが切れたところだったが、まあいいかと、出かけた。テレビの情報番組を真に受けて、蚊取り線香も焚かなかった。一応、花器の水とか木陰などに殺虫剤は噴霧しておいた。しばらくは大丈夫だったが、やがてあちこち剥き出しの腕が痒くなった。刺され放題だ。腕に止まった蚊を叩き潰したら、吸っていた血が破れて出て來た。
テレビの情報番組なんて、碌でもない。どんな実験をして決めつけて言ってんだ。と思った。台風とは云え、墓地は山懐で、風は山の背から吹いてくるので、懐には当たらない。稜線付近には吸い上げの風があるのかもしれないが、山懐の裾には木の葉もそよがない。そよ風程度では、滅多に見かけぬ人間をちょっとやそっとでは見逃してくれない。散々血を吸われた後で蚊取り線香を用意したって後の祭り。
こんなに種がまき散らかっていたのかとびっくり
一本残らず抜いた
上の段も序でに草刈り

para1002n(ぱら仙人)
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