二月三十日の出来事を収集しています。「二月三十日」
軽便鉄道(廃線跡)を捜し歩いています。「両備軽便鉄道」「鞆軽便鉄道」
中古地図と古写真を頼りに見えない線路、水路、道路、海岸線を訪ねて
現代の風景に蘇らせる実物大パズルです。
最新囲碁ソフトの実力比較テスト。
健康管理の散歩代わりにDIY軽作業。(para1002n)・・・★★★彡・・・
EU・アフリカ首脳会議閉幕
関係の再構築に向け宣言
貿易・債務ずれ露呈 「負の遺産」も議論
朝日新聞記事3頁総合面2000年4月5日(旧暦二月二十九日)付
カイロで開かれていた初の欧州連合(EU)とアフリカ諸国との首脳会議は4日(日本旧暦平成庚辰十二年二月三十日)、21世紀をにらんだ欧州とアフリカとの「新たな戦略的関係」(プロディ欧州委員長)の構築に向け、アフリカ大陸の政治経済面での改革の必要性や開発に関する共同認識をまとめたカイロ宣言と、その実現に向けた課題を盛り込んだ行動計画を採択して閉幕した。
国王、大統領、首相ら首脳クラスだけで50ヵ国以上、出席者では国連総会に次ぐ規模となった欧州連合(EU)とアフリカ諸国との初めての首脳会議は、「新たな戦略的関係」をうたい、双方の協力関係を打ち出そうとしたものの、アフリカ大陸をグローバル経済に取り込みたい欧州側と、対外債務の軽減を求めるアフリカ側との思惑の食い違いが目立つ場となった。地理的には最も近い大陸どうしだが、植民地時代の支配、被支配という「負の遺産」も議題に。
リビアのカダフィ大佐らの「反骨」振りも目立った。
「腰砕けのアラブ世界」に失望し、アフリカへの傾斜を強めるリビアの指導者カダフィ大佐は、会場に派手な「民族衣装」で現れた。開催国のエジプトは、「過激発言」を控えるよう大佐に要請した、と伝えられる。しかし、演説では、「欧州型民主主義はいらない」「欧州の経済・軍事援助は帝国主義だ」などと「カダフィ節」を披露した。