今日は小潮で干潮が11:30ころ。潮の速いのは地蔵鼻だけかな。朝涼しい間は駐車場の雨樋の俳水を浸潤桝に誘導する設備をした。三和土(たたき)の上を掃いていたら、昔切ってあったらしい5cm巾ほどの溝を発見。偶然一番低い所に掘った浸潤桝にどんぴしゃり繋がっていた。これを復活させない手はない。溝の復活は遺構の発掘作業のような楽しさもあった。

釣り用の手漕ぎボートを運ぶ軽貨物はいつも西隅の屋根のある駐車場に置いている。片流れの透明波トタンの屋根に雨樋は設置してあるが、出口は垂れ流しだった。これを波トタンや樋で誘導して、復活させた溝に沿って、浸潤桝へ引き込めば隣接地に流さなくてすむ。

何回か通水試験をして、樋の端のストッパーにバケツを切って使った。その辺に転がっているものを適当に組み合わせたピタゴラスイッチのような継ぎ接ぎ施設だ。溝は境界のブロック塀の際まで切ってあるが、受ける波トタンや樋の勾配が緩いと、流水が吸い付くように裏側に回ってかなり遡るので、樋の下にもう1枚フォローの樋を敷いた。その下の溝の中には樹脂配線管をメンテナンス用として入れた。コンクリート面の新しい水路と樋からの復活水路の交点にはメンテナンス用の沈殿窪みを掘った。最終の通水試験では脇に洩れることなく、浸潤桝に誘導できた。後は次の大雨の結果待ちだ。〆(..)para1002n(ぱら仙人)

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