今日は旧暦七月四日、中潮。12時半ころ満潮(福山市横島)。朝夕7時ころが干潮。9時までの2時間は全く当たりなし。何のために朝早くから出かけたのか。

巳(み)ノ浜沖(福山市内海町横島)でキス18.5cm。その後、流れに任せて地蔵鼻沖まで反応なし。
地蔵鼻の下で刺し網を投入しようとしていた漁師のお兄さん。岸から勇ましい釣り客が怒鳴っていた。そんなところに居ったら当たっても知らんど。
漁師の兄さんには漁業権がある。今日はここに網を入れようと思って支度をして来ている。釣り客の勇ましいおじさんは自分が先客で、漁師が邪魔をしていると思い違いをしているらしい。「海上保安庁に云うぞ」などと訳の分からないことを怒鳴っていた。
でも釣り客には漁業権はない。軒先を借りて雨宿りしているに等しい。漁師の兄さんは淡々と刺し網を入れて淡々と旗を投げる。
地蔵鼻の東沖の深みで投錨して早めの昼食。食べ終わって昼のチャイムがなった。この付近で30分待っていると、ボートの向きが変わって潮が反転を始めた。アンカーを上げて流れに任せて漂って行けば漕がずに元の横山海岸まで戻れる。
あま藻の一団が戻って来た。ラインに藻が掛かるのが面倒なので仕掛けを上げて抜け出す。藻の下には流れに乗って魚がいる可能性もあるが、面倒は避けたい気分だ。
このあたりから予測が外れ出した。西風が強まって流れに乗れない。結局風に逆らって漕ぐ。グイビ海岸沖で2度投錨して休憩。

巳ノ浜沖に戻ったころ引き潮の流れも速くなって西風6mと折り合うようになった。アンカーを上げていても東西どちらにも流れず、わずかに沖に出ている。理想的だ。でもそれだけ。2時になったので納竿。上げてみると24cmのグチが掛かっていた。
あんなに長距離を移動しなくても、この付近だけを行ったり来たりしておればよかったのだ。グチは定位置に住み着いているわけではないので、狭い範囲で行ったり来たりして粘るのも芸がなさそう。こういうことは一日が終わってみなければ分らない。〆(..)para1002n(ぱら仙人)

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