山に獣道があるように、空には気流に沿ったバードロード、海にはフィッシュロードがあるのではないか。

地蔵鼻(福山市内海町横島)を頂点にして当木島からほぼ放物線上にあま藻の流れる道筋がある。上潮に乗った藻などの浮遊物は、釜戸の早瀬で絞られ、地蔵鼻沖に向かって帯状に流れる。下げの時もそれが戻って来る。当木島と地蔵鼻を結ぶ線は浮遊物のメインストリートでもある。

「山を見て釣る」というのも変な言い方だが、大城山頂と切石山頂の間は海底が比較的なだらかだ。巳(み)ノ浜のコブの続きの沈み根はテトラの防潮堤の沖に点々とある。横山海岸越後沖からグイビ海岸の西半分は水深28mあたりでも底は砂泥のようだ。地蔵鼻の南からグイビの東半分はごろ石、その沖はダベ底なのだろう。
干満の潮の流れに乗って流し釣りをするとすれば、この間(横山海岸越後沖からグイビ海岸の西半分)で、テトラ突堤沖の沈み根に当たるようにアンカーロープの長さを調整すれば、沈み根の範囲が絞れるのではないか。ソナーがあれば簡単だが、山の形状からも釣れる場所が読めそうな気がする。今日の釣果、グチ2匹(17.5-24.5cm)、キス(22cm)。〆(..)para1002n(ぱら仙人)

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