どうもこのブログは堅い。暗い。もっと楽しい話題が欲しい。世の中を斜に構えて見て、遠まわしで、歯切れが悪い。
テレビを見ていると、大口開けて、手を振り回して、身体をゆすり、あんなに楽しそうに笑い転げているのに、どうしてこのブログは堅いのか。暗いのか。ライブでも、みんな立ち上がって、頭の上で手拍子を打ち、飛び上がって楽しくやっているのに、どうしてこのブログは堅いのか。暗いのか。
クイズ番組や行列の出来る法律相談だって、本筋から外れたお笑いトークにあんなに楽しく反応して、受けまくっているのに、このブログは堅い。暗い。
なんでかなあ。
ミンチ肉の偽装で解雇された人たちや、泥酔でひき逃げした後の暴走車にぶつかられて命を落としたタクシーの乗客や乗務員、死刑廃止運動の弁護士団に守られた元少年の奇妙なストーリー、温泉と共に出てきたメタンガス爆発で、外を歩いていて巻き添えになった人や、休憩中に落命した従業員の皆さん、明るくないでしょう、どう考えたって。
ワシがテレビドラマや歌番組を見ないで、報道番組ばかり見るから、ワシが悪いのか。
希望の持てる話題が欲しい。
今日、一つだけ希望のもてる話がある。本村さんの記者会見をところどころ聞いたところを繋いでみて、感情的でないところに敬服した。死刑廃止弁護団はこんなに冷静な人間の心を目の前にしたことはなかっただろう。死刑廃止弁護団は世間知らずの裁判官などちょろいと思っていたに違いない。どのようにでも組み合わせて解釈できる法律も、意のままだと思っていたに違いない。所詮法廷闘争なんか、ちょろい裁判官と穴だらけの法律と依怙地な検察に勝ちさえすればこっちのものだと思っていたに違いない。世間がどんなに本村さんの肩を持とうが、そんなこたあ屁でもない。裁判所の中では裁判官と法律と検察だけが相手だと思っていたに違いない。
そうは問屋が卸さないかもしれないのだ。ワシは希望を捨てない。〆(..)para1002n(ぱら仙人)


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