先日更新分の記事にて途中経過のご報告をさせて頂きました、
こちら石粉粘土製のオリジナル宇宙人・第二弾。

彩色を施し、どうにかこやつも「完成」させることが出来ました。
では、どうぞ見てやって下さいませ、産声をあげた怪宇宙人の姿を!
じゃじゃ〜ん、どうぞっ(笑)!

実写版『仮面の忍者赤影』第四部に登場した甲信越の覇者・魔風忍群の一人、
怪忍獣グロンを操る
夜目蟲斎(よいのめ・ちゅうさい)のイメージを念頭に置き、
そのキャラクター像を怪獣デザインのそれへと置き換えていく、というのが
今回の造形に当たる自分なりの(一応の)コンセプト。

で、その夜目蟲斎が使役していた玉虫の怪忍獣・グロンの体表のイメージで
全身をイボともウロコともつかないディティールで埋め尽くしたわけですが……

石粉粘土をひたすら小さくちぎっては丸め、ひとつづつ貼りつけていく工程は
結構ホネで、その作業だけで二時間以上を費やしてしまいまして(笑)。
ですが、その苦労に見合っただけの成果も得られたかな、なんて。

で、せっかく苦労して全身に貼りつけたそのディティールが剥がれてしまわぬよう
フィギュア全体に一度溶きパテを塗布し、粒々の表面をがっちり固めたところで
いよいよお待ちかねの塗装作業に入ります――
今回の「塗り」では、先日物故された「地球犠獄集団・幽魔獣」の幹部格である
“ブロブの膜イン”のカラーリングを、こっそり(笑)トレスしてみました。

「悪人」という意味をもつアイヌ語の「ウェンベ」と言う言葉を、軽くもじって
この宇宙人には
“ウェンベル星人”と命名。
勿論その名の通り、
メッチャ悪い宇宙人です(笑)。

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