リリース開始当初の、海外輸出を意識したと思しき独特の劇画的デフォルメから
次第に映像作品における怪獣たちのイメージを忠実に捉えた「リアル志向」へと
造形の方向性をシフトさせていき、結果として現在の目で見てもなお遜色ない
傑作・佳作アイテムが続出したポピーの“キングザウルスシリーズ”ソフビ群。

そんなキングザウルス・シリーズの「リアル志向」が頂点に達して熟成しきった
シリーズ最後期のラインナップである『ウルトラマン80』の登場怪獣ソフビが
いずれ劣らぬ傑作揃いであることは、以前にも何度かお話しました通り――
そしてこの度また一体、そんな傑作アイテムのひとつを新たに「お迎え」しました。

記念すべき『80』第1話に登場の、“
月ノ輪怪獣・クレッセント”。
そのプロポーションやディティールなどなど、実に完成度の高い怪獣ソフビで
実際に手にとってみると、改めて惚れ惚れさせられちゃいます。

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