去る20日・21日の二日間に渡り、空知管内・岩見沢市において開催されていた
JA岩見沢の主催による「
いわみざわ情熱フェスティバル」。

「岩見沢産」にこだわり、同市で生産されたいいもの・うまいものを良心的価格で
気軽に味わえる嬉しいイベント、
泉郷神社の獅子舞を見物したその足で、ちょっと足を運んで参りました。
……そう、実はこの日、道内のお祭りハシゴ状態だったのです(笑)。

札幌にて開催中の「オータムフェスト」を、よそ行きの豪奢な楽しさとするならば
こちらはまさに庶民派そのものといったところ。
財布への優しさと人情の優しさ、両方ひっくるめた温かみが実に心地よいのです。

で、そんなイベントにて味わった旨いもののひとつ――
それが、こちらの出店で供している“
岩見沢きじ麺”。
ちなみにここは岩見沢名産の高麗雉を用い、産地ならではの様々な料理によって
訪れた人たちの舌を日々楽しませてくれている人気店でもあります。

大量の数を捌かなければならないイベント会場内での販売と言う事情を鑑みて
ご覧の通りの汁なし麺仕様である岩見沢きじ麺。
油そばを頂くのと同じ要領で、これをよく混ぜ混ぜした上で頂きます。

麺によく絡みついてくる、こってりしたタレの濃厚な味わいの中にあっても
決してかき消されることのない、野趣と豊かなコクが相まった雉肉の旨味は
明らかに鶏肉とは別種で、食べ進めるごとにそれがはっきり判ってきます。
美味しゅうござんした、次は是非お店で!
そして、こちらは一緒に購入した“きじめし”。

岩見沢産の高麗雉をもち米と一緒に炊き込むやり方は鶏飯と同様ながらも
食べ進めていくうちに鶏とは別種の力強さとコクを確かに感じられて
口腔も舌も大いに嬉しがることしきりです(笑)。

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