2017/6/25
週末は増毛で法要があり、先ほど帰ってきた。霧雨で海も山も影絵の中のよう。法要は神社の社務所でおこなわれたので、終わってから神主さんの案内で社殿見学となった。
増毛の神社は小さいけれど、北海道内では歴史があり、江戸期に奉納された天井画に風情があった。
薄暗い本殿を振り返ると、この社殿をイメージして、自分がかって詠んだ<若潮>の句を思い出した。初学の頃に全くの想像で詠んだ句だったので、神主さんに「若潮を汲むことはありますか?」と伺うと「近年ははありませんね。」と答えられた。幻の句の桶の中で、若潮が揺れる様子が目に浮かんだ。

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