2011/4/1

3/30  
今日は3/30。
早くも一年の4分の1が過ぎたわけですが、
3/11以降の19日間の体感時間の長さは、やはり尋常じゃないですね。
久々に、時間の重みを感じてます。

隊長ツアーのリハが「粛々と」続いてます。
うーん、「粛々」とか言うと、なんかイメージが淡々としすぎかも。
今回の震災の影響で2日間リハがなかった遅れを取り戻すべく、
すげえ猛練習中
こう書いておきましょう。
実際、先日なんか、なんとまあ、午後1時から10時までリハしました。
しかも、途中、20分程度の休憩が2回あっただけ!
で、別にこの日だけが特別だったワケじゃなく、
今日だって午後2時から9時まで、びっちりやりましたからねー。
平均年齢とっくに50歳以上の超ベテランバンドにあるまじきw状況、です。
こんなにリハ漬けなのは、福田としては、21歳の時、コンテスト出場のために
来る日も来る日も練習していた時以来。
正直、もういーじゃん、リハ!!とか言いたいところなんですが、
そこは加齢の悲しさ(なのか?)w、こんだけやっても曲が覚えきらん!!
うー、とにかくガンバります(> <)

それはそうと。
ついに原発大国フランスから、
「切り札」みたいなチームがヘルプにやって来ましたねー。
今回の福島原発の事故は、彼らにとっても、
今後の原発の行方を決定づける超重要案件。
なにからなにまでグッチャグチャになってる現状に対して、
どの程度有効な策が打ち出せるのか。
打ち出せなかったら、それこそ、世界は雪崩を打って
「脱原発」の方向にシフトしてしまうでしょうから、
彼らも必死なはずです。
ここはとりあえず、彼らの手腕に素直に期待しておきましょう。


ところで。
先日、Twitter上で福田がリツイートした
「原発がどんなものか知ってほしい」という文書に関して、
福田の某フォロワーさんから、
「信ぴょう性に疑問の多い怪文書の類なのでご注意を」との指摘を受け、
この文書をもう一度読み直したり、いろいろ調べてみました。

http://www.iam-t.jp/HIRAI/

結論から言いますと、確かにこの文書、WEB上で広まる過程において、
筆者である「平井憲夫さん」以外の人間が、理論的に完全に間違った記述を
あれこれ付け足している形跡があります。

例えば、
「原発の建屋の中は、全部の物が放射性物質に変わってきます。
物がすべて放射性物質になって、放射線を出すようになるのです。
どんなに厚い鉄でも放射線が突き抜けるからです。」という文章。
先日福田がこのブログで書いたとおり、
どんなに厚い鉄でも放射線が突き抜ける、なんて事はありえませんし、
原発内のものがすべて「放射性同位元素」になってしまう、なんてことは、
もっとあり得ません。この記述はギャグのレベルです。

他にも
「海に放射能で汚れた水をたれ流すのは、定検の時だけではありません。
原発はすごい熱を出すので、日本では海水で冷やして、
その水を海に捨てていますが、これが放射能を含んだ温排水で、
一分間に何十トンにもなります。」
という記述も、完全な間違いです。
いくらなんでも原発はそんな構造にはなってませんw。
当たり前ですよね。もしそんな構造だったら、今頃海は放射能だらけです。

このへん、明らかに、
原発で働いていた人間(=平井さん本人)が書いた文章ではない、と思われます。
ここではあえて書きませんが、この他にも、そういう箇所は散見できます。

福田としては最初から内容全てを鵜呑みにするつもりは毛頭なく、
信頼できそうな所だけ拾えばいいや、という程度に考えていたのですが、
この文書を「客観的に」評価するなら、
内容が含む「科学的な間違い」の量から言って、
この文書は確かに、「怪文書」と呼べるかも知れません。

でも、福田はこの文書に書かれた間違いや、
平井さん以外の人間によって追記されたり、
改ざんされた可能性の高い部分をことさらに抜き出し、
それを以てこの文書を単純に「怪文書」と呼び、
文書そのものを全否定する気が全くしないのです。

なぜかと言いますと。
まず、この文書が、現場の人間しか知り得ない真実も
明らかに含んでいると思われるから。
それは、間違いないと確信します。
言うまでもなく、これは極めて重要なことです。

しかし福田にとってもっと重要なのは、
この文書が、普段、「原子力発電」の問題など、
意識の片隅にも置いた事のない人たちの脳ミソを、
ハンマーでブン殴るようなインパクトを持っていて、
少なくともそれは、世の「のんきな人々」が、
原子力発電、というものに対して、
なんらかのコミットメントを形成するキッカケを作りうるだろう、と思える事です。
特に、現在進行形の福島原発の問題と合わされば、
それは否応なく、より「効果的」だと。
この文書を「怪文書」と認定するのは簡単です。
でも、「だからこの文書には何の価値もない」とする行為には、意味がない。

ちなみに明言しておきますと、
原子力発電に関して、福田の立場は、実は「中立」です。
いわゆる単純な「反原発」の立場にも、
単純な「原発推進」の立場にも福田は組しません。
福田はテクノロジーに対して絶望もしていないし、
かといって、盲目的信頼もしていないからです。

しかし、原発という巨大なブラックボックステクノロジーに
あまりにも無関心な状況には猛烈な危惧を感じます。
それは、「すでに選択された結果としてそこにあるシステム」に対して、
あまりにも無責任な態度だからです。
どんな状況も、選んでいるのは「自分自身」なのです。
今回の福島第一原発事故の最大の責任者は、実は東電でも政府でもない。
我々自身です。

その事実を、我々は思い知る必要がある、と福田は考えます。
ゆえに、福田はこの「原発がどんなものか知ってほしい」という文書を
確信犯的に「放置」します。否定なんかしません。

願わくば、
少しでも多くの人の脳ミソが
ぶっ叩かれますように!

2011/4/3  1:30

投稿者:やまちー
うわ! いってえーー!
本当に、脳みそがぶっ叩かれました。

この筆者のかたは原発で20年以上働いて、さんざん被爆し、そして癌で亡くなられたのですね。
いくつかの疑問点があるとのことですが、これだけの膨大なリアルな文章は、やはり現場で長年勤務されたかたでないと知りえないことと思いました。

原発は、勤務している人たちが被爆し続けることにより存続していること、建設の時は専門家でなくシロートが関わっていること、いったん事故が起これば修復不能な事態になるであろうこと・・・すべてが、この時点で予言? いや、実態に基づいて予測できていたのですね。
がーーーーーーーーん

現実に、原発を許し認めてきたのはわたしたち自身。
今、東電や政府を攻撃することより、何故もっと早くに知ろうとしなかったのか・・・?

実はかつて、ナマぬるい「反原発」の立場でミュージシャンとしてイベントに出演したりしていました。
その時、感情的になるばかりでほとんど実態を勉強しようとしていなかったこと、その後「原発推進」という流れになった時に、あきらめてしまったこと。
恥ずかしいことばかりです。

今、現実的には、福田さんと同じように中立な思いではあります。
が、家を追われるような事態になった福島の友にはかけられることばもありません。
かれらの運命も、この文章の中にしっかり予測されていたのですね。。。



http://wind.ap.teacup.com/henachoko/

2011/4/2  2:11

投稿者:Author
おー、礼次朗先生。
84ゴジラは、ゴジラは動く原子炉みたいなもんだからカドミウム弾打ち込めば止まる、みたいな、クソのようなロジックがヤバかったですよね。それ以降、金子組がゴジラを怨霊として定義するまでw、そのクソロジックで平成ゴジラが動いてたのが、なんともいたたまれなかった。だいたい、原子炉なんて熱出してるだけで、発電システム自体はただの水蒸気発電なわけで、ってことはゴジラは水蒸気で動いてんのかよ、とか、一人でブツブツツッコんでたなあ・・・

2011/4/1  19:22

投稿者:加藤礼次朗ですが
「頭をブン殴られたようになった」…といえば、あれは…1984年に復活した時の『ゴジラ』でしたっけ?ゴジラが原発を襲って、燃料棒が入っている格納容器の天井…というか蓋をパカって開けて、首突っ込んで放射性物質を食べるって描写がありましたよね?…あのシーンは私、頭ブン殴られたような気持ちになりました。たしかにね、ゴジラは放射能火炎を吐くけど。放射性物質がゴジラのご飯だったとはね。はぁ、こりゃまいったね、と思って。我が国の原子力に関する理解なんてこんなもんすか、と。あれから三十年近く経ちますけどその辺の事情、危機管理に対する想像力の無さって現在もあんまり変わってないような気がしてなりません。ガチョ〜ン。

2011/4/1  8:10

投稿者:爆じゅん
そうか。
なんて言っていいか分かんない微妙な違和感があったんですが、
平井さん以外の方が付け足したりしてる形跡があるんですね。

でも、私も「信頼できそうな所だけ拾えばいい」
って、いうか、原発に関して、意識が180度変わった部分があったので、
この文章が読めたことにすごく感謝してます。
重なるニュースとして、
昨日は、作業員全員に持たせなきゃいけない「線量計」が、
地震で壊れて不足してるからっていう理由で、全員には行き渡っていなかったってニュースがありましたが、
原発は危険なものだから最新の注意を払って稼働されてるハズっていう、自分の中の原発に関する「安全神話」が崩れました。
どの企業でもあてはまる、利益最優先の流れは原発も例外ではないんだよな、っていう。

他にもいくつもこの文章から気づかされたことがあります。
私は、「反原発」っていうところまでいくかどうか分からないけど、
原発を安全に稼働させるテクノロジーを追求してくより、
より安全な別な方向を模索していくテクノロジーに期待したいと思うようになりました。

リハ、がんばってください!!!

2011/4/1  1:22

投稿者:同じ苗字デス
ぶんなぐられたうちの1人です。
fukuda氏のtwitterならびにblog上でのコメント、そして今回の表明に、私は気持ちも脳も「ピシーッ!!」と刺激を受けます。
漠然と「原発って危ないんじゃないの・・?」と思いつつも、原発によって生まれる電気を、使い放題で生きて来た。なので、一方的に発電所や電力会社や国とかを責める権利はないのですね。

夕方、サルコジ大統領と菅首相の共同会見を見て「おー!サルコジさんが日本に来てる」とぶったまげました。そういう事情があるのかぁ・・・・

fukuda氏、長時間のリハ、お疲れ様ですm(_ _)m
アイシングとか、なさってるのでしょうね・・・
ご自愛のほどを(^_^)

2011/4/1  0:42

投稿者:tkamada
拍手!

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