2007/5/25

富永まい監督 ロングインタビュー 03  インタビュー
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F:海外の映画で、子供の頃見て、これは!!と思った作品はありますか?

T:えーと、そう・・・・・「ダーククリスタル」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB)ですね。

F:ジム・ヘンソンとフランク・オズの!あれは僕も好きです。何度見たか分からない。でもそれは納得がいきますねー。基本的に、物凄く緻密なセットを組んで、それをドーンと見せながらその中で役者が芝居する・・・まあ、「ダーククリスタル」は人形なわけですけど・・・・という構造は「ウール100%」と明らかに共通点がありますね。

T:私がよく批判されるのが、どうもこれは自分が演劇が好きだからなんですが、どうしてもこう、セットを引きで見せてその中に役者を配置して、正面から長く撮るというクセがあるんですね。
舞台的になる。

F:いや、それは批判されるべきことじゃなく、単に富永監督の美学と言うべきでしょう。「ウール100%」ではそれが大成功していると思います。かと思うと、うわ、このカットをわざわざ合成で撮るか、みたいな、特撮好きにはタマらん画も出てきて、実になんともバランスがいい。・・というか、その妙なバランスも福田のツボなんです(笑)。「ダーククリスタル」以外に好きな作品や、映画作家はいますか?

T:全然意外ではないと思いますが、ティム・バートンです。
ティムは本当に好きです。
嫁になってもいいと思うくらい(笑)。

F:確かに意外じゃないですねー(笑)。好きな作品は?

T:「シザーハンズ」「マーズアタック」「ビッグフィッシュ」です。ティム・バートン、「ウール100%」をリメイクしてくれないかなあ・・・

F:それは全然夢じゃないでしょう。物凄くリアリティあるなあ。ティム以外では?

T:テリー・ギリアム・・・ほとんどの作品が好きですが、去年、ひっそりと単館上映された
「ローズ・イン・タイドランド」
は凄くよかったです。凄く気持ち悪いんですが、それでも。あとは、デビット・リンチの「マルホランド・ドライブ」

F:・・・ほんとうにまったく意外じゃないですね(笑)。全て見事に納得が行くと言うか。
富永監督は、いわゆる映画オタクでも映像オタクでもないんだけど、いざ自分で作品を作ると素晴らしいものが出来てしまう、というタイプなんですね。それって、ここで今更わざわざ言うまでもないことですが、ほんとうに今の職業に天分がある、ってことだと思います。

↓つづく

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