2007/7/28

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親父の命日で「里帰り」。実際に父が亡くなったのは20日だが、スケジュールの関係で
この日に決定。2002年、OMRの制作の真っ最中に訃報を受けて飛んでいった病院の
外観は猛暑で殆ど歪んでいた。今年は霧雨の降る、肌寒いくらいの気温。

父親の死は、「お父さん、風邪ひいて検査入院するけど、一週間もすれば出てくるわよ」と母親に電話で言われた翌日の出来事だった。あんなに「自分の家」が大好きで「甘えん坊」だった親父は、他に誰もいない病室で、たった一人で逝ってしまった。

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実家のグランドピアノ。確か、妹が音大の付属高校の2年生になる時に買ったから、
もう31年間ここにある。俺と妹は、親父と親しかった調律師さんに浜松のYAMAHAの工場まで連れて行ってもらい、何台かの中から、この妙に鍵盤が重くて弾きにくいピアノを選んだのだった。当時、俺は「弾きやすいピアノを弾いているとヘタになる」と思い込んでいたのだw。
こいつが家に来るなり、とにかく弾きたおした。というか、叩きまくった。
なんせ、4才の時からずーっとアプライトピアノしかなかったので、ものすごく嬉しかったわけね。
もう、ばっこんばっこんに叩いて叩いて叩きまくった。
すると、一回目の調律に訪れた調律師さんは、仕事を始めるなり表情を曇らせて、
「裕彦くん、だめだよ、こんなに激しく叩いて弾いちゃ」と言った。
「え、叩いてるの分かります?」
「分かるよ、もうアクションにガタがきはじめてる。これじゃピアノがもたない。」
「・・・でも、昔からあるアプライトもずっとこんな感じで叩いてましたけど・・」
「あのアプライトとこのグランドピアノじゃね、実は格が違うんだよ」
「え・・・?アプライトのほうがいいってことですか?」
「・・考えてご覧、裕彦くんが4歳の時、きみのおじいさんが買ってくれたあのアプライトは、当時で27万円もしたんだよ。昭和36年の27万円だよ、今で言えば300万以上だよね。でもこのグランドは100万円。木の乾燥のさせ方から、製作過程の時間のかけ方が、残念ながらもう問題にならないほど違うんだ。あのアプライトのつもりで弾いてると、すぐ壊れるよ」
がーーん。超予想外。
買ったばかりでぶっ壊れられては困る。それから少し、おとなしく弾くことにしたw。

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今でもこのピアノは(相当ガタがきていはいるものの)現役で、
母親はこのピアノで週に何人かの生徒を教えている。今何人いるのかなあ、生徒。
ただ、なんにせよ驚くのは、俺も妹も、そして多分通算では間違いなく300人以上の生徒を教えてきた母親は、自分では「全くピアノが弾けない」ことだ。冗談のようだが、ほんとう。多分、ドレミファソラシド、もうまく弾けないと思う(見たことないので不明)。
つまり、教える、のと、弾ける、のは、全然別モノだってことだ。それにしても、極端な例w。

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幼稚園から高校生にかけて読んでいた本が並んでる本棚を見つけた。
さすが実家w。

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EAST WEST 78「優秀賞」のタテ。案外立派だなー、これ。

2007/7/31  10:35

投稿者:爆じゅん
福田さん〜
ありがとうございます〜☆
もう少し早くお礼が言いたかったんですけど、二日近くゆっくりPCに向かえなくてぇ・・・。
福田さんを知る上ですっご〜く貴重な情報頂きまして♪ めっちゃ嬉しいですっ!
福田さんのSF好きは、幼稚園の頃からだったんですね!!
それに、洋書の翻訳モノが多いのにも特徴がありますね〜
私には苦手意識もあるからか、ここにあがっている本、読んでないのばっかりです〜。
福田さんの読まれた本、読んでみたいので、これからぼちぼち読みたいです〜!!

2007/7/28  23:37

投稿者:天津@最近ファザコン
OMRのエンドロールを見ると今でも泣ける

2007/7/28  22:33

投稿者:fukuda
>>幼稚園でどの本?

ハインラインの「宇宙戦争」。これは、当時いろんな出版社が出していたジュブナイル用にリライトされた名作SFの全集の一巻。これを読む前にE.F.ラッセルの「見えない生物バイトン」(人類は全部「バイトン」という、人間の感情を食う不可視生物の家畜だった、という傑作)を読んで、SFというジャンルにハマっていた。

動物や植物の事典は小学校低学年。この時期は事典とマンガしか読まなかった。

高学年ではジュール・ヴェルヌとロケット関係書籍にハマった。それが右のほうの本。ヴェルヌのジュブナイル訳本は学研から出ていて、毎週日曜日の塾がえりに池袋の本屋で一冊丸ごと立ち読みして、面白いのを確認してから買った。最終的には殆ど全冊買ったような・・・

中学に入ると早川書房の「世界SF全集」を集めた。
最初に買ったのは、レムの「無敵」と「ソラリスの陽のもとに」のカップリング。一番好きだったのはブラッドベリの「華氏451」と「火星年代記」のカップリング。

中学3年の時,あくまでも「不条理系ニューウェーブSF」として「砂の女」を読んで完璧に安部公房にハマった。それから高校1年生までは、安部公房と大江健三郎ばっかり読んでいた。

2007/7/28  12:23

投稿者:PUMITON
ご実家の本棚見ていたら、2年前に亡くなった伯父の家の居間をおもいだした。もう、東西南北壁という壁は本だらけ・・
で、部屋の真ん中のあったのは、グランドピアノならぬ、卓球台。 
いまはもう、本も、卓球台もなく「叔母だけの部屋」になってますが〜w

2007/7/28  10:00

投稿者:爆じゅん
うわあ♪
貴重なオサシンの大行進!!うれぴぃ〜♪♪
写り込みも含めて、これでしばらく楽しめまっす♪
ご実家のニャンコちゃん達やワンちゃんも、お元気でしょうか〜♪

それにしても、書斎のような部屋にピアノ♪
奥の椅子の横だけちょっとカラフルな背表紙だけど、厚くて全体的に難しそうな本が多め?
福田さんが「幼稚園から高校生にかけて読んでいた本」にしても、幼稚園でどの本?
右側3冊とか"世界SF全集”とかその辺りかな・・・って思うけど、タイトルに漢字が入ってる・・・。
福田さん、幼稚園でこのレベルの漢字が読めたとですか!??

ところで、お母様のこと〜
>>>多分、ドレミファソラシド、もうまく弾けないと思う(見たことないので不明)。
「全く弾けない」とは伺ってたけど、ホントなんですね。(実は謙遜入ってるんじゃないか?・・・って思ってたけど、やっと信じる気になったw)

このピアノも30年、弾き続けて貰って幸せですね〜。
(おじいさんに買って頂いたというピアノも、数年前はまだ現役って伺ったと思うんですけど〜)
このピアノと買って貰ったのは多分似たような時期だけど、私のピアノは実家に置かれたまま、もう何年も誰も触ってもいない〜。
当時、親にはすんごく大金出して買って貰ったのに・・・(ああ、申し訳なくて、凹んできた。)

EAST WEST 78「優秀賞」のタテは、ご実家にあるんですね♪
ご自宅には持っていかないものなのかな〜(笑)
・・・で、ちょっと気になったのが、この立派なタテはバンドメンバー全員に頂けたのかな?
(だって、ひとつだったら、誰が貰うか決めるの、難しかったんぢゃないかなってw)

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