2008/2/14

ギララな日々はじまる  怪獣
大頭の通常業務をこなしつつ、「ギララの逆襲」のBGMを書く日々に突入。
予算がない分のウサを、自分で聞いて面白がれる音楽を書くことで晴らそうとしてたら、
だんだん楽しくなってキチマッタ(>_<)/ これっていいんだかマズいんだか。
とりあえず、今のうちに「ギララ」に関するバカデミア的見解をまとめておこう。

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「ウルトラQ」の大ヒットに端を発したいわゆる「第一次怪獣ブーム」の尻馬に乗って、松竹が(よせばいいのに)1967年に制作、公開したのがこの「宇宙大怪獣ギララ」である。怪獣の名前を公募するなどの一大キャンペーンをはった超メジャー作品で、制作費もなんと2億円超!当時の2億円だからそりゃー凄い。映画を見る限りはとてもそんな莫大な予算のかかった作品には見えないのだが、どもうほんとうらしい。雑誌の巻頭グラビアをかざりまくったギララのデザインの秀逸さもあり、当時の子供達の熱い期待を集めた映画だった。もちろん怪獣少年福田も、ものすげーーーーー見たかった。毎日のように夢に見た(うそ)。しかし。
実は福田、公開当時この映画を見損なった。
何故か。まあ、もうとっくに時効だから書きますが、小学校四年生だった裕彦少年を映画館に連れて行く役割を担っていた父親が、こともあろうにこの「ギララ」の公開を目前にして重度のうつ病にかかり、入院してしまったのだ!がーーん!
ファック、うつ病!!


この当時、いったん見逃した映画をもう一度見る、というのはかなり難しかった。
特に大作とはいえたかが「プログラムピクチャー」であり、しかも怪獣映画、である。
二番館三番館ではヤクザ映画やポルノはかかっても、所詮「おこちゃま映画」である怪獣映画など上映されることは殆どなかった。というわけで結局「宇宙大怪獣ギララ」を見逃したまま福田は成人を迎えた(この事実は、多分「福田十代の無念」ベスト10くらいには確実に入っていた)。
そして20歳を過ぎたある日、ついに池袋文芸地下のオールナイトで「宇宙大怪獣ギララ」を初見する機会がやってきた!!
・・・のだが、まあ、実際に見てみたらまあ、ヒドいのなんの(>0<)
例えば、ロケット打ち上げまでのバカ正直な描写、お決まりといったらこれ以上のお決まりはない宇宙船と隕石群の遭遇、月での六分の一重力を楽しむクルーを岩陰に隠したトランポリンで表現する描写などなどなどなど・・・・1950年代初頭のアメリカB級SF以下のノリでだらだらと続く前半。
もう、眠いとかそういうレベルじゃなくて、つまんねーんだよ!!誰かなんとかしろよ!!!と叫んでスクリーンに体当たりを食らわせたくなるほどの絶望的退屈さ

で、そんな苦難に耐え、やっとギララが現れた!と思ったら、それはそれはレベルの低い、センスのカケラもない特撮シーケンスの連続(この映画の特撮のヒドさから逆照射される円谷特撮の素晴らしさを思うと、本当にこころに涙溢れます)。これはもはや、イジメである。まあ、幸いこの日の上映は映画館のミスによる「伝説の逆転上映」で死ぬほど盛り上がったのが、それは以前にどこかで書いたのでここでは敢て触れない。
とにかく、1980年に70年代ガメラ映画のフッテージをつぎはぎにして強引に作られた「宇宙怪獣ガメラ」と双璧をなす、日本怪獣映画史上のワースト作品がこの「宇宙大怪獣ギララ」であることは間違いない・・・とバカデミアは断言することにする。

ちなみに、この映画の音楽を担当したのが「ひょっこりひょうたん島」などで超有名な「いずみたく」大先生。多分、他社作品との明確な差別化を図ったのと、松竹らしいオシャレ感を出したかったんだろうが、はっきり言って死ぬほど「燃えない」。
テーマ曲「ギララのロック」なんか、歌い出しのコードがメジャー7、メロもいきなりメジャー7の音に行く。こりゃー燃えないよ!スガシカオが怪獣映画のテーマ曲歌ったって燃えないだろう!!(ちょっと不適切な比喩?)
BGMも、ひたすらオルガンの不協和音とドラムで押すユニークと言えば大変ユニークな作り。
キッチュさにおいては全怪獣映画中のナンバー1かも知れず、実は福田、そんなに嫌いではないのだが、やはり伊福部先生的燃え要素は皆無。でもまあ、ある意味、映像のとのバランスは取れてるのかなあ・・・いずみたく先生、単に怪獣キラいだったのかなあ・・・。

とまあ、全くいいとこなしの「宇宙大怪獣ギララ」ではあるのだが・・・

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いざギララのフィギアを集めてみると、結構あるのだ。
多分、怪獣好きだったらみんなこのくらいは「いつの間にか」「なんとなく」
持ってるんじゃなかろうか。
結局、造形的には非常に愛されてる怪獣ということだろうなあ。
実際、「ギララ」のデザインがキライ、という人間には会ったことないし。

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「少年リック」バージョン。実物よりちょっと色黒(・・)で痩せている。
映画に登場する「アストロボート」という宇宙船がオマケについている。

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これがその「アストロボート AABγ(エーエービーガンマー)」。
カッコいいとはいえず、最悪とも言えない、すげえ微妙な造形。
結構ファンは多く、「今回のギララにはアストロボートは出るの?」
とよく聞かれる。それはもちろんナイショだが、福田は個人的には
こんなもん出ても出なくてもいいと思う(冷たい?)。

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これはエクスプラス製。バカの部屋では最大サイズのギララで、
何年か前のスーフェスで初売りだった。
未だにおもちゃ屋では値下がりも値上がりもせず売られている。
その「安定感」もまた、ギララのフィギアらしい。

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DVDボックスのおまけギララ。福田はこれにつられて買った。
完全一体成形で、全体にぷくぷくっとした作りがカワユス。
「バカの部屋」のトイレに棲息。

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カワユス三兄弟(^0^)/真ん中の子は、M1号製、HMV限定の「赤ちゃんギララ」。

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この間載せたばっかり(^_^)ゼンマイ式歩行タイプのプラモ。

というわけで、結論。

1967年の映画「宇宙大怪獣ギララ」は最低だが、
怪獣ギララはとーってもカワユス!!


以上、ちょこっと書くつもりが、なんだかんだ書いてしもうたのぢゃ・・・・
そろそろ仕事します〜(^0^)/

・・・って肝心な事書き忘れた。

2008年の映画「ギララの逆襲」は、
オリジナルの41倍は面白いよ(多分)


で、音楽は

52倍くらい燃えて11倍笑える予定
但し、要 特撮音楽知識&一般教養(^o^)/

2008/2/17  14:46

投稿者:fukuda
>>CREATERの性

って言えばなんとなく聞こえはいいですが。
要するに「ちゃんとした商売が出来ない」って事で、
こういう人間が「社長」なんかやっちゃいかんよなあ・・・とつくづく思う今日この頃(>o<;

2008/2/17  1:38

投稿者:PUMITON@携帯
>>自分で聞いて面白がれる音楽を書くことで晴らそうとしてたら、だんだん楽しくなってキチマッタ(>_<)/ これっていいんだかマズいんだか。
これってCREATERの性ですかww

2008/2/16  4:38

投稿者:やま
こんばんは!
私はギララ、リアルで見ましたよ〜
アストロボートのプラモには水中モーターつけて遊んでました。
映画館で買ってもらったモノクロのロビーカード。ギララが写ってるのは売り切れてて、宇宙遊泳か何かのシーンのものでした。(バラ売りしてたんですね!?)
また、当時流行った「クレージーコーン」という単に泡が出るというスプレーで、ギララごっこしてたの思い出しました。
作品&サントラ期待してま〜す!

2008/2/15  13:44

投稿者:まりまり
うっはっは(^O^)
久々の熱い怪獣談義 たのしかぁ〜(*^_^*)

ギララに限らず
デフォルメというか カワユスな形状にしても耐える怪獣って
やっぱり人気ある気がしませんか?

楽しい映像と音楽
楽しみにしてます。

2008/2/15  1:26

投稿者:同じ苗字デス
お!受けて立とうじゃあーりませんか、ラストのフォント赤・太字の2行目。52倍燃えて11倍笑いたいもんね〜(^o^)

2008/2/14  23:17

投稿者:爆じゅん@連続すみません☆
ギララのフィギアをいくつか見てたんですけど、ちょっと不思議なの見つけました〜
ギララのかかとにはツメがあるですか?

2008/2/14  21:12

投稿者:爆じゅん
にゃはw なんかここ見てたら私もギララのフィギア欲しくなって来ちゃいますた(笑)
この中でだったら、カワユス三兄弟のいちばんチビッコ(この子、指人形かな〜?)にも惹かれるけどエクスプラス製の子が一番好き♪
あ。でもやっぱ制作発表で見た子がいいなぁ〜☆(・・・って、それホンモノぢゃん!w)
(※ちなみに、自分にしてはリアル系が好きってめずらしいなぁ〜って思ったら、どうやら下半身のどっしりさが「萌え」ポイントのひとつだったみたい♪)

それはそうと・・・
>>>「ギララの逆襲」のBGMを書く日々に突入。
・・・って、まだ映像が無いこの段階から作るんですね〜。ちょっと驚きますた〜〜
>>>これっていいんだかマズいんだか。
私的には間違いなく100%いいと思いますんでw、思うがまま頑張ってください〜!wwwww

・・・で、
>>>但し、要 特撮音楽知識&一般教養(^o^)/
一般教養も相当危ないけど、今から特撮音楽知識を身につけるのはもっと大変そう・・・(はふー。)
一朝一夕で身に付くものではないと承知の上だけど、9月までに何をどう聞いていけばいいのか分からないので、もし「これだけは」な音楽というか象徴的な作品というか、、、これだけは押さえておくべきというのがあるなら知りたいですぅ〜。

2008/2/14  20:05

投稿者:guangen
あ!「ギララのロック」って実家にソノシートがあった気がします。探してみよ!

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