2008/11/20

すげえよく映画見てますよねって言われるんだけど  映画
映画館に行かなきゃ、大抵の映画は90分あれば見られるわけで。テレビのくだらねーバラエティ番組見るかわりに90分確保するのはカンタンだけどなー、と福田は思うんですが・・・。というわけで、「くだらねーバラエティ番組」のかわりに見た「くだらねー映画」たち、最近篇。ホラーばっかりなのは、やっぱりストレス解消にはホラーが一番だからw。

            クリックすると元のサイズで表示します
ガキどものイタズラで体中大やけどを負った男が殺人鬼と化してサマーキャンプに出現、デカいハサミでそのへんのガキどもを手当たり次第にチョンパチョンパと殺しまくる、80年代上半期の「スプラッタムービー」の代表作のひとつ。公開当時、アメリカでは上映禁止の州が続出!、という胸躍る謳い文句とともに相当話題になったトム・サビーニ御大の特殊効果は、今見てもお見事!まあ、ロメロの「Dawn of the dead」の後の随分あとの作品だからグレードアップしてて当然か。リック・ウエイクマン大巨匠の、いい、とも、悪い、とも言いがたい音楽もなかなかいい・・って矛盾してる?それにしても、この殺人鬼、もともとほんとにハンパなく何の罪も無い男なので、大量殺人の報いとはいえ最後にまたもや火ダルマにされて死んじゃうのがとにかくかわいそ過ぎ。ちなみに、制作は、この映画から約10年後に「パルプフィクション」で大儲けするミラマックスのハーヴェイ・ワインスタイン。プロデュサーとしての彼は、ちょっとでも上映時間が長い映画はチョンパチョンパと切りまくる「ハサミ男」として名高いが、それってこの「バーニング」の殺人鬼(配給会社は勝手に「バンボロ」と名づけたけど、実際は全然違う名前)を見習ったんではないかと。輸入版。
☆☆☆★ (スプラッタ度 ☆☆☆★★)

            クリックすると元のサイズで表示します
80年代にSFやホラー映画ばっかり作って名をなした、今は無き「エンパイアピクチャーズ」の作品群のなかでも、これはホント、傑作。騙されたと思って見て欲しい・・ってこのDVDのジャケ見たら、何をどう騙されるんだよって感じだけど。まず、タイトルがいいでしょ。「死霊のしたたり」ってどういう状態なのかよく分かんないけど。原題は「RE-ANIMATOR」、要するに、「復活させ屋」(白衣着たメガネのお兄さんがそう)なんですが。ここは「死霊のしたたり」の勝ちですな♪で、ジャケの上半分を占拠してるけっこう見苦しい血まみれ生首おじさんですが、この人、映画の中盤からずっと自分の生首を持ったまんま生きてる、という、世にもめんどくさい状態で大活躍。どう活躍するかは見てのお楽しみ。歌ったり踊ったりはしませんが。とにかく、最後の最後まで大笑い出来る映画。え、これコメディなのかって?えーと、多分コメディ(じゃねーのかな・・・)。少なくとも福田にとっては、ラストにきちんとした「オチ」を持ってくるところといい、一種、古典落語みたいに良くできたホラー映画。日本版。
☆☆☆★★★ (スプラッタ度 ☆☆☆★★★)

             クリックすると元のサイズで表示します
なんかヒドいかもー、と思って買った、一昨年くらいに制作されたアメリカのインディーズモンスターもの。期待どおりヒドかったのはいいけど、出てくる女の子まで全部ヒドいのは許せない。
金かえせ。輸入版。
☆★★★ (スプラッタ度 ☆☆☆★)

             クリックすると元のサイズで表示します
ハリウッドメジャーSFでの功績絶大のSFX界の巨匠スタン・ウィンストン(惜しくも最近死去)が自ら監督し、CGではない「きぐるみモンスター」が活躍するムービーとしてマニア受けした「パンプキンヘッド」シリーズの4作目。日本語訳の「かぼちゃ頭」だと怖くもなんともないが、実際にはこいつ、悪魔と契約を結んだ人間が呪った相手を片っ端から叩き殺す、地獄から来た怪物。基本、無敵で、コワかっちょいい。この作品では、ロミオとジュリエットばりに対立した二家族の間の恋愛沙汰に絡んで出現、胴体裂き、首チョンパ、頭踏み潰し、などなど、お下劣に暴れまわる。見事にどうでもいい作品だが、そのどうでもよさが重要。日本版。
☆☆☆ (スプラッタ度 ☆☆☆★★)


             クリックすると元のサイズで表示します
今年、「屋敷女」と言う、いかにもトルネードフィルムなタイトルwで公開されたフレンチホラー。公開していた映画館が渋谷の「ライズX」という、あんまり映写環境のよろしくない小屋だったので敢て見に行かなかったのだが、どんな状況であれ、劇場で見といたほうがよかった・・・これ、すごい。ジュリアン・モーリーとアレクサンドル・バスティロという若手二人組が監督、脚本。交通事故で最愛の旦那を亡くし、欝状態に陥った妊婦が主人公。クリスマスの夜、母親からの誘いも上司からの誘いも断った彼女が、一人家に引きこもっていると、玄関のベルが鳴る。見たこともない女・・しかしその女は、何故か彼女の事情を全て知っている。やがて女は家に侵入、ハサミを振りかざして臨月の主人公に襲いかかる!・・・そこから先はまさに阿鼻叫喚の戦いが続き、その家に入ってきた人間は次から次へと巻き込まれて死んで(殺されて)いく。色彩の無い暗闇の中、真っ赤な血の色だけが鮮やかに浮かび上がる撮影も見事なら、主人公と侵入者、その二人の女優がともに本当に素晴らしい。音楽も、スコア、使いかたを含め、とてもよい。壮絶な流血と暴力の果て、ラストシーンに漂う静謐な絶望感と異様な切なさは圧倒的。スプラッタ度は相当高い(ここ数年のこの手の作品の中でもトップを争うだろう)ので、この手の作品に耐性のない人にはあまりススめないが、耐性のある人は必見。久々に心がかき乱される、怖く、悲しい傑作ホラーである。フレンチホラー、早くもアレクサンドル・アジャに続く人材が出てきたなあ・・・。輸入版。
☆☆☆☆ (スプラッタ度 ☆☆☆☆★)

2008/11/22  22:59

投稿者:爆じゅん
「死霊のしたたり」・・・
(少なくとも)「3」まであって、オマケに「新・死霊のしたたり」ってのも作られてるんですねw

2008/11/22  19:30

投稿者:爆じゅん
>俺なんか、ちょっと指切れて血が出ただけでもうイヤだもんなww。
はっw そこまで現実の血はダメなんですか〜w
先に書いた人も男性なので、よく男性の方が血には弱いって良く言われるんで、その違いなのかな? 私は、げげーっ、大変!!亡くなっちゃうかも!・・・っていう恐怖はあったけど、
血、そのものへの恐怖はそんなになかったと思います〜

「死霊のしたたり」のジャケット写真は、私的には「パンプキンヘッド」と「CREATURE FROM THE HILLBILLY LAGOON」に比べると怖いかな・・・って感じです。
「パンプキンヘッド」はホラーよりSF色が強うそうだし、「CREATURE FROM THE HILLBILLY LAGOON」に至っては、クリーチャーの絵が「フロッグマン」(福田さん、見ていらっしゃいますか〜?w)みたいだし、 おねえちゃんと冷えたビールの取り合いするのかな?・・・みたいな(笑)

2008/11/22  12:29

投稿者:fukuda
現実の血は怖いよー、俺なんか、ちょっと指切れて血が出ただけでもうイヤだもんなww。
ドキュメンタリーの「流血」はマジでキツいね。
何度も書くけど、「映画」の表現はあくまで「表現」なんだからなんでもあり。
ちなみに、「死霊のしたたり」は、映画をみないでこのビジュアルだけ見ると普通にコワそうですが、見た後だとギャグにしか見えません。ホント、オモロいので、実は一番のオススめ。

2008/11/22  9:27

投稿者:爆じゅん
>いわゆるゴア系ムービーで、どんな描写がキツいか、というのはけっこう個人差があると思う
そうなんでしょうね。私はリンチ系のいたぶる描写がキツイです。弾丸一発で脳ミソが飛び散るより、拳で何度も何度も顔面殴って、顔が血まみれになってる描写の方がキツイです。
きっと、殴ってる人間の精神状態が加味されて更にキツく感じるんだと思うんですけど・・・。なので、そういう意味で言えば、復讐心に燃えて暴力を振るう人間より、「SAW4」みたいに、やりたくないのにやらされる、みたいな状況だと余計ダメ。・・・ってことは、血しぶきとか脳みそドバーっていう映像だけだと、そんなに怖くないのかな?・・・とも思ってみたり。
あと、極限状態の連続は精神的にキツイですね〜、(辺り前かw)
でも、しんどい思いしつつも、「見たくならない」のは、不思議・・・w

>あと、血の量が多いねー。しかもさらさらしてなくて粘った感じの
あぁ・・・。キルビルの100人斬りの血は、多くても綺麗な感じがしたりしてキツくはなかったし・・・。でも、あれって、血の色が真っ赤だったってこともあるかなぁ。どす黒い血の方がエグいですもんね。

そうそう、キルビルって言えば・・・キルビルは楽しんで普通に見てたのに、
TVの開腹手術のドキュメンタリー見て(ちょっとミスって、血が大量に噴き出してくるシーンあり)、血圧下がって震え出した人がいますw それって、映画と現実っていう違いからなんでしょうかねぇ〜w

ちなみに、ポスター(ジャケ写かな)見て怖そうだな、と思った順、PUMITONさまと一緒ですw

2008/11/22  1:33

投稿者:PUMITON
ポスターを見ただけで怖そうだなと思った順位
1)INSIDE 2)THE BURNING 3)死霊の滴り 4)パンプキンヘッド 5)以下

どうも、現実味のありそうな方がどんなことが起きるか想像できて怖いですw

2008/11/21  22:43

投稿者:fukuda
いわゆるゴア系ムービーで、どんな描写がキツいか、というのはけっこう個人差があると思うんだけど、やっぱり作り手の意識の問題も大きくて。例えば「片腕マシンガール」みたいな「確信犯的やりすぎムービー」は、どんなに激しい描写でも(というか、激しければ激しいほど)笑っちゃう。でも、3年前(あれ?4年前か?)のA・アジャの「ハイテンション」以降、欧米でのホラー映画の作り手たち(大抵が、80年代スプラッタ映画を見て育ったクリエーターたち)は、なんとか「観客が笑えない」キツい表現を模索してて、まあ「SAW」シリーズなんかもそのクチだけど、とにかくそりゃー痛いよ!みたいな表現が増加中。そういう流れの中にあっても「INSIDE」はかなりイタイ系描写が充実。あと、血の量が多いねー。しかもさらさらしてなくて粘った感じの、重い血。カナダ時代のクローネンバーグ映画みたい。なおかつ、アメリカ産のゲーム感覚スプラッタとは全く違ってすげえ文芸色の濃いスプラッタなので、精神に来ます。

2008/11/21  20:48

投稿者:爆じゅん
ありがとうございます〜☆

>3以降はどれがどれやらあんまりわからんけど
あはは! 福田さんもそうなんですね〜w
どのエピソードがどの作品なのか、私もかなり曖昧になってますですw
「SAW4」は比較的最近に見たんで良く覚えてますけど、
一部のシーンでは、すっぱいものがちょっとこみあげそうになりますた(^^;
それよりスプラッタ度が高い「INSIDE」は、やっぱり相当な覚悟が必要みたいですね〜w

2008/11/21  19:23

投稿者:fukuda
「SAW」の1とか2は☆☆☆★★って感じ?
3以降はどれがどれやらあんまりわからんけど、☆☆☆★★★くらいかね。

2008/11/21  18:48

投稿者:爆じゅん
>「座敷女」は望月峰太郎のホラーマンガ(傑作)。これは「屋敷女」。
げげっ・・・w
単なる書き間違いだってお察し済みだと思いますけどw、
「座敷女」は、読んだことないです〜(^^;
でも、ある意味、瓢箪から駒w
福田さんお墨付きのマンガ。リストに入れておいて、そのうち読みます〜☆

>見て後悔しないようにねーw。
最後の「w」が怖いw

ところで・・・
新しく加わったスプラッタ度ですが、基準がいまいち想像できず・・・(^^;
例えば「SAW」だと、☆いくつになりますかー?

2008/11/21  12:05

投稿者:fukuda
>>一番見てみたいのは「座敷女」

「座敷女」は望月峰太郎のホラーマンガ(傑作)。これは「屋敷女」。
まあ、実にどうでもいいタイトルだけどw。
原題はジャケの通り「INSIDE」。暗示的なタイトルですが、映画を見れば、どういう意味か凄くよく分かる。ちなみに、来年の1月9日に日本版DVDが発売されます。必見。でも、見て後悔しないようにねーw。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ